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『鬼畜の戯言』菊池乱☆出版社の倒産により現在電子書籍配信ストップ中

秘密クラブからレンタルされる豊胸女装美少年レンタルドールシリーズ(SF/SM/BL/ML/JUNE/GID/女装/TS/etcな小説)言論と表現の自由を守ろう!不当なネット規制反対!不適切な規制は解除すべきです!!

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出版社の倒産により現在電子書籍の配信が休止となっております。報告のあったダウンロードのコミッションも私はまだ出版社から一円も受け取っておりません。お金よりも作品の公開権利のほうが大事なのでとりあえず担当の方に相談してみてから電子書籍以外での公開という形での作品の公開を再開したく思っております。

2015年12月24日

こねこ時計 ver.3

CATS
Sweets
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地球の名言Ⅱ


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ひとりにしないで 4 

「あーっ!」
 あわててドアを開けようとしてみたものの、もうどうにもこうにも開けられない状態になっていた。
 このクラブの寮は、脱走防止と夜這い防止などの理由から夜間から早朝にかけて各個室に外側から自動施錠されるように設定されている。
 ドールだけではなく教職員の個室もロックされるから、こんな風にわんこを部屋に呼んでる時に施錠の時間になってしまったりすると不本意ながら朝まで帰せなくなってしまう。
 仕方がないから泊めてやるのだが、わんこは寝言を言うくせがあり、僕の方が寝不足になるためあまり泊めたくないのだが……。
 ワインを空けてしまってから、あきらめ半分、
「寝る前にもう少し飲むか?」
と言ってみたら、
「はい」
となぜかわんこはうれしそうな顔をして答えたから、ゆず焼酎を出して来て焼酎の水割りを作ってやった。
 これはわんこのお気に入りの焼酎だったりする。水割りにしてやるとジュースの如く次々飲み干してしまう。
 ゆずの香りのするさっぱりした飲み口の焼酎なもんだから、飲みやすくてついつい飲み過ぎてしまうという罠があるのだが……。
 ピンクのネグリジェ姿のわんこは、首や胸元まで色白な肌を赤く染めながらも飲み続けている。
 どちらかというと飲める方だな。僕のペースで一緒に飲んでいて潰れないヤツは珍しいから。
 だけど、
「せんせ…ねむい」
と言い出したら要注意だ。
 すぐにベッドに連れて行かないとわんこはその場で寝てしまう。
 ほとんど身長の変わらないぐでんぐでんに酔っ払っている男をベッドまで連れて行くのは一苦労で、そこらへんに放置したくなったりもするのだが、クラブの商品である「ドール」に風邪でもひかれるとまずいのでなんとかベッドまで連れて行く。
 寝てからも迷惑なヤツなのだが……。
 実は、こいつ、眠っている間に、
「…お父さん」
とか、
「薫先生…好き」
とか、
「ひとりにしないで…」
といった内容の寝言を言ったりするのだ。
 それを聞くと僕はなぜかいたたまれない思いでいっぱいになる。
 いつもは元気なわんこも本当はさびしいんじゃないかと思うからだ。
 うっかり抱き締めてやりたくなったりする。
 自分でもよくわからない気持ちでいっぱいになっていてもたってもいられなくなる。
「同情なんだろうか?」
 今までは単に「さびしいのか?」で終わっていたのが、今日聞かされた話を思い出すとそれだけじゃないような気もして、僕は自分の中にある感情は「同情」なんだと思うことにした。
 布団の中で、眠っていても無意識のうちにすり寄ってくるわんこから逃れるため、後ずさりするようにして密着するのを避けていた僕は、ベッドの端まで追いやられて一度ベッドから出ると、薄暗闇の中でベッドサイドからわんこの寝顔を見てみた。
 あどけない無邪気な顔してよだれたらして眠っている。
 寝顔はまだまだ無防備な子供の顔だ。
 柔らかな天然茶髪の髪を撫でてやると寝ているはずなのに、なぜかわんこはうれしそうに微笑んだ。
 しばらくわんこの髪を撫でてやっていた僕は、
「薫せんせ…大好き」
というわんこの寝言を聞いて眉間にしわを寄せた。
 起きてる時も、
「薫先生好き」
「大好き!」
「マジで尊敬~!」
「薫先生は、オレの憧れだから」
なんて言葉を恥ずかしげもなく連発するわんこにどう接したらいいのかわからなくなることもしばしばあって、わざと邪険に扱ったこともあったのに、寝言でまでこんな風に言われたりすると益々どうしたらいいかわからなくなる。
「とりあえず、住み込みの仕事を探してやったら、おしまいだな。クラブを辞めたらこいつと会うことはもうない」
 僕は自分に言い聞かせるように小さくそうつぶやいた。
 そして、ベッドの反対側に回ってわんこと少し離れたところで布団の中に潜り込んだ。(続く)



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小説「僕のアニキはサイボーグ」菊池乱

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Posted on 2009/05/05 Tue. 12:30 [edit]

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