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『鬼畜の戯言』菊池乱☆出版社の倒産により現在電子書籍配信ストップ中

秘密クラブからレンタルされる豊胸女装美少年レンタルドールシリーズ(SF/SM/BL/ML/JUNE/GID/女装/TS/etcな小説)言論と表現の自由を守ろう!不当なネット規制反対!不適切な規制は解除すべきです!!

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出版社の倒産により現在電子書籍の配信が休止となっております。報告のあったダウンロードのコミッションも私はまだ出版社から一円も受け取っておりません。お金よりも作品の公開権利のほうが大事なのでとりあえず担当の方に相談してみてから電子書籍以外での公開という形での作品の公開を再開したく思っております。

2015年12月24日

こねこ時計 ver.3

CATS
Sweets
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地球の名言Ⅱ


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レンタルドールKEI 50 

 目が覚めたらすぐに左手首の水晶のブレスレットの有無を確認した。
 ちゃんとはまっているのを見て僕は軽い安堵を覚えた。
 秋月様は理由も聞かずに僕が眠っている間に水晶のブレスレットをはめてくれている。
 僕はずっと瑠璃子さんにとり憑かれたままになるのが怖かったけど、このブレスレットさえ身につけていれば瑠璃子さんに憑依されたままにはならない。
 秋月様は毎朝僕が起きる前にどこかへ出かけて行く。
 迎えの車の音で目を覚ます僕は、起きようとしてもだるくてすぐには起き上がれない。
 悪霊の瑠璃子さんは生気は吸い取ってないと言うけど、悪霊に憑依されてノーダメージで済むとは思えない。
 多少は体に負担がかかっているような気がしていた。
 それでも、約束は約束。
 僕は、あれから毎晩、寝所で瑠璃子さんに体を貸し続けている。
 見たくないものを見て、聞きたくない声を聞き、感じたくない感覚を共感させられ、僕は精神的にかなりしんどくなっていた。
 秋月様は見た目の感じでは70過ぎのおじいちゃん。中肉中背だけど肩幅広めで頑健な感じだ。
 秋月様の年代iだと体格いい方なのかな?
 だけど、脱げばやはり老いは隠せない。
 おそらく年のわりには老化してはいない方なんじゃないかと思われるのだけれども、多少皮膚にたるみやしみはある。
 筋肉質な肉体は老人の体には似つかわしくない印象。
 もう亡くなってしまったけど、僕のおじいちゃんの足をさすってあげた時、すね毛がまったくなくなってすべすべしていたのを思い出した。
 まるで女の人の足のようにやわらかな曲線を描いていたふくらはぎ。
 なぜかうらやましかった。
 あの時の僕の足には忌まわしいすね毛が生えていたから。
 秋月様もすね毛皆無な状態だけど、その足はまだ筋肉で筋張った男の足のラインを保っている。
 どうやら年をとると男性ホルモンが減少して、男も体毛が薄くなっていくようだ。
 あんなお年寄りに鞭振るうなんて……見てるだけでもイタイ。
 秋月様は、顔だけ見ると深く皺が刻み込まれたその顔は老けこんでいて、70代後半くらいかと思われるご老人なのだ。
 憂鬱……痛いのは嫌だけど、まだ自分がいたぶられる方がましかも?
 連日、夜は悪霊の瑠璃子さんに憑依され、SMプレイ体感させられている僕は、本音を言うと逃げだしたくなっていた。
 頭がおかしくなりそう!
 間違いなく僕はサディストではない。
 そんなことを考えながら、寝巻きから着物に着替えた僕は廊下に出た。庭の雑草が目につく。
 特に、気高く咲き誇る白いしゃくなげの花が雑草に囲まれてしまっているのが、この前から気になっていた。
 ふと思いついてたすき掛けした僕は縁側から庭におりて草むしりを始めた。
 この花は特別な花。
 白いしゃくなげの花を雑草に埋もれさせておいてはならないという想いは、日に日に募って放っておけなくなっていた。
 朝っぱらから、朝食もとらずに僕が素手で庭の草むしりをしているのに気づいたトメさんは、
「奥様はそのようなことはなさらないで下さい!お庭が気になるなら、庭師を呼んで手入れすることを旦那様にお願いしますので」
とあわてて止めにやって来た。
「あとちょっとやったら……」
と言ってなんとかしゃくなげの周辺だけ草をむしり終えた僕は、なぜかいつもは口うるさい悪霊の瑠璃子さんがちっとも声をかけてはこなかったことに気がついた。
 たぶん近くにはいる。
 瑠璃子さんの気配をすっかり僕は覚え込んでしまっているから、話しかけてこなくても近場にいるかいないかくらいはわかる。
 珍しいこともあるものだと思いながらも手を洗いに行ったら石鹸が手指に出来た傷にしみた。
「いたっ!」
と声をあげてしまったら、
「素手で草むしりなんかするから…馬鹿なコだね」
という瑠璃子さんの声がすぐ耳元で聞こえてきた。
「ありがとう」
 そらみみ?
 微かに消え入るような礼を述べる声が続いて聞こえてきた。
 もしかして照れくさいとか?
 声に出して言ったらご機嫌損ねそうな気がしたから黙っていたけど、瑠璃子さんの気配が庭のしゃくなげの方を気にしているのは伝わってきた。
『どういたしまして』
 僕は声には出さずに心の中でそうつぶやいた。(続く)


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Posted on 2008/08/04 Mon. 00:14 [edit]

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