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『鬼畜の戯言』菊池乱☆出版社の倒産により現在電子書籍配信ストップ中

秘密クラブからレンタルされる豊胸女装美少年レンタルドールシリーズ(SF/SM/BL/ML/JUNE/GID/女装/TS/etcな小説)言論と表現の自由を守ろう!不当なネット規制反対!不適切な規制は解除すべきです!!

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出版社の倒産により現在電子書籍の配信が休止となっております。報告のあったダウンロードのコミッションも私はまだ出版社から一円も受け取っておりません。お金よりも作品の公開権利のほうが大事なのでとりあえず担当の方に相談してみてから電子書籍以外での公開という形での作品の公開を再開したく思っております。

2015年12月24日

こねこ時計 ver.3

CATS
Sweets
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レンタルドールKEI 36 

「わかりません」
 僕は、薫先生の質問にそう答えた。
 慎太郎さんのことは好き。
 でも、これは恋なの?
 僕にはわからなかった。
 小説の中の恋は知っている。
 嫌なことがあると本の中の世界に逃げ込んでいた僕は、自他共に認める読書家で、有名な文学作品なら読んでいない本はたぶん無い。
 映画化されたりもした流行りの小説も読んだ。
 恋愛小説は好きなジャンルだった。
 なのに、今の僕のこの気持ちは恋なのかはわからなかった。
 一人で恋愛小説を読んでいる時の僕は、ヒロインに感情移入しまくってて、本を読んでいるだけでドキドキしたり泣いたりしていた。
 だけど、僕の今の気持ちはあれとはちょっと違うような気がしていた。
「わからない…か。まあ、いいよ、圭ちゃん奥手だから、ゆっくり考えればいいよ。ただし、ドールとしての自分磨きをしておかないと気がついた時には手遅れなんてこともあり得るけどね」
という薫先生の台詞にちょっと考え込んでしまっていた僕は反応した。
「手遅れって?」
「ぼやぼやしてたら、他のドールだか、普通の女だか、男だかに取られちゃうかもしれないよ?ドールをレンタルするお客様はモテないわけじゃないからね」
 一瞬心臓が止まったかと思った。
 胸がギュッと締め付けられる。
 慎太郎さんが他の誰かを抱きしめ髪を撫で……というところを想像してみただけでもうダメだった。
「圭ちゃん、泣かないでよ」
と薫先生に言われても頬を伝って流れ落ちていく涙は止まらなかった。
「特別に必勝法教えてあげるから、泣きやんでよ~」
と薫先生に言われて、
「必勝法って何のですか?」
と訊いてしまった。
「もちろん、恋の必勝法」
「?」
「あ、元女でゲイの僕の言う『恋の必勝法』なんてあやしいとか思ってるでしょ?」
「思ってません」
と僕は答えたもののちょっとだけ胡散臭さを感じていた。
「その目は信じてないな~?ちょっと待って!今証拠見せてあげるから!」
と薫先生は本棚へ向かって行き何か分厚くて大きいのを取り出して戻って来た。
「ここに僕の戦歴がある!」
と言って薫先生が開いて見せてきたのは、前に見せてもらったのとは違うアルバムだった。
「これはまだ女の体だった頃の歴代彼氏写真&ツーショット写真」
と言ってめくっているけど、ページごとに彼氏と思われる男の人が別人だ。
 おもわず「何人と付き合ったんですか?」と訊きたくなるほどの人数にびっくりした。
「僕の場合、体は女に生まれちゃったけど、心は男だから男心はわかるんだよね。だから、男に惚れられるように意図的にあれこれ工夫して『女』を演じたわけ。そしたら、おもしろいほど釣れちゃってさ~、百人斬りでもチャレンジしちゃおうかな~?とか思ったこともあるんだけど、僕はタチだから受身の女としてのセックスが苦痛でさ~、そっちはやめといたんだけどね…百人掘りは達成したけど」
と薫先生は笑って言った。
 僕は唖然としてしまった。
「この写真の頃の僕は自分は男だとはっきり自覚していたけど、好きになるのは普通の男だったもんだから、不本意ながら女を武器にした。自分的には『女形』にでもなったつもりで本当の自分を隠して男が惚れるような『女』を演じてた」
「女を演じてた?」
「うん、演じてた。本当の僕は男だから。正直しんどいな~と思うこともあったけど、そうでもしないとまだ女の姿でいた頃の僕の場合は恋愛成立しなかったから」
「どうしてですか?」
「見かけは女なのに『本当の僕は男でゲイで、男としてきみのことが好きだし抱きたい』なんて言ったら相手絶対引くって。普通の人から見たら僕みたいなのは、ありえなさすぎる存在だからね」
「そんなこと……」
「無くはないよ。現実問題、女の振りして男と付き合ってた頃と今とじゃモテ具合が全然違う。でも、『女』演じてたキャリアは長いからね。圭ちゃんに『女が男を落とすテクニック』は教えてあげられるよ?」
と言った薫先生はニヤリと笑った。
「お願いします!」
 おもわず僕はそう言ってしまった。
 こうして、女の子になりたい元は男で今はドールの僕は、体は元女で心は男でゲイの薫先生から、女として男を落とすテクニックとかいうものを教わることになってしまった。(続く)


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Posted on 2008/07/29 Tue. 14:56 [edit]

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