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『鬼畜の戯言』菊池乱☆出版社の倒産により現在電子書籍配信ストップ中

秘密クラブからレンタルされる豊胸女装美少年レンタルドールシリーズ(SF/SM/BL/ML/JUNE/GID/女装/TS/etcな小説)言論と表現の自由を守ろう!不当なネット規制反対!不適切な規制は解除すべきです!!

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出版社の倒産により現在電子書籍の配信が休止となっております。報告のあったダウンロードのコミッションも私はまだ出版社から一円も受け取っておりません。お金よりも作品の公開権利のほうが大事なのでとりあえず担当の方に相談してみてから電子書籍以外での公開という形での作品の公開を再開したく思っております。

2015年12月24日

こねこ時計 ver.3

CATS
Sweets
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地球の名言Ⅱ


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レンタルドールKEI~プロローグ~ 

「おかあさん、ピンクのクレヨンかって」
とぼくが言ったら、
「圭ちゃん、違う色も使いましょうね。ピンクのクレヨンがなくてもおえかき出来るでしょう?男の子なんだから、お花やお姫様ばかりじゃなくて、車とか他にも描きたいものあるでしょう?」
とおかあさんは言ってピンクのクレヨンは買ってくれなかった。
「ピンクのクレヨンないとぼくおえかきできないのに……」 
とベソかいてたら、
「つかわないから、ケイちゃんにあげる」
とまったく使っていないピンクのクレヨンをおねえちゃんのレイちゃんはくれた。
 ふたごのおねえちゃんのレイちゃんは、女の子だけどお花やお姫様の絵は描かない。
 おともだちの顔や手や足とかばかり描いている。
 肌色の減りが早いけど、なくなれば替わりに青や緑や黄色を使う。
 レイちゃんは、人を描きたいだけで色にはこだわらない。
 だけど、ぼくはピンクが一番好きな色だから、ピンクのクレヨンがないと描けない。
 ピンクのチューリップとピンクのドレスを着たお姫様の絵を描くのが大好き!
 だから、ピンクのクレヨンがないと困っちゃう。
 でもね、おかあさんも幼稚園の先生もぼくにお花やお姫様以外のものを描くようにって言うの。
 どうしてそんなこと言うの?
 ぼくは大好きなものを描いてるだけなのに……。
 ある日、
「ぼくね、このえにかいたおひめさまみたいになりたいの」
って言ったら、
「圭ちゃんは男の子だからお姫様になんかなれないのよ!」
とさっと顔色を変えたおかあさんに怒鳴りつけられた。
 あの時のおかあさんの顔ものすごく怖かった。
 ぼくは大好きなピンクのドレスを着たお姫様にはなれないのかと思ったら、なんだかとても悲しくなったし、大好きだったおかあさんにそんな風に怒鳴られてとてもショックだった。
 そして、悪夢が始まった。
 おとうさんの知り合いの道場で、ぼくは空手と合気道を習わされるようになった。
 イヤでイヤでたまらなかった。
 いたくてつらいことばかり。
「男なんだから、シャキッとしろ!男らしくなれ!」
と言われるのがものすごくイヤだった。
 同じ顔したふたごのおねえちゃんのレイちゃんは、ピンクの服着てピアノのレッスン。
 うらやましくてたまらなかった。
 レイちゃんの着ているかわいいピンクの服が。
 男の子のぼくはつらいことイヤなことばかり。
 ぼくは、レイちゃんになりたかった。
 同じ顔でも女の子と男の子では大違い。
 ぼくは、ただピンク色が大好きで、お姫様になりたかっただけなのに、
「圭ちゃんは男の子だからお姫様にはなれないのよ」
と幼稚園の先生にもおかあさんにも言われた。
 ぼくは、あの時怒鳴ったおかあさんの顔と声を思い出すと怖くて怖くて、そして嫌われたくなくて、必死でおとうさんとおかあさんの言う通りにした。
 でも、合格点はもらえなかった。
 ぼくは男の子失格だった。
 小学校に入ってテストで100点取っても、好きなものを好きと言い、本当のことを言うぼくは否定され続けた。
 おとうさん、おかあさん、どうしたらぼくのことほめてくれるの?
 学校のお勉強はレイちゃんと同じくらいできているはずなのに…どうしてレイちゃんと同じようにはほめてくれないの?
 そのうち、苦しくなったぼくは好きなものを好きと言うのをやめた。
 ただ、言わないだけ。
 今もピンクが一番好きな色だし、お姫様になりたいとかレイちゃんになりたいとかいう気持ちは変わってないけど……。
 ねえ、おかあさん、笑ってよ。
 おねがいだからぼくから目をそむけないで!
 ぼく、もう、おかあさんが怒ること言わないから。

 お母さんに笑いかけて欲しくて、僕は7才の時から仮面を被った。
 大好きなものも本当の自分の気持ちも心の奥に封印して……。
 そして、僕は心が欠けたまま成長していった。
 本当の自分に戻るまでの間、ずっと。(続く) 



これは、レンタルドールYUKIシリーズでご主人様の愛人として登場した坂口圭の幼少期のお話で、「レンタルドールKEI」連載本編の前置きエピソードです。
元は原題「ピンクのクレヨン」という短編でした。
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Posted on 2008/07/23 Wed. 14:11 [edit]

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