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『鬼畜の戯言』菊池乱☆出版社の倒産により現在電子書籍配信ストップ中

秘密クラブからレンタルされる豊胸女装美少年レンタルドールシリーズ(SF/SM/BL/ML/JUNE/GID/女装/TS/etcな小説)言論と表現の自由を守ろう!不当なネット規制反対!不適切な規制は解除すべきです!!

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出版社の倒産により現在電子書籍の配信が休止となっております。報告のあったダウンロードのコミッションも私はまだ出版社から一円も受け取っておりません。お金よりも作品の公開権利のほうが大事なのでとりあえず担当の方に相談してみてから電子書籍以外での公開という形での作品の公開を再開したく思っております。

2015年12月24日

こねこ時計 ver.3

CATS
Sweets
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地球の名言Ⅱ


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「オレ、この女好きだ~!」

とMは叫んで抱きついてきたかと思ったら、そのままずるずると崩れ落ちて私の膝の上で眠ってしまった。

 酔っ払ってわけわかんなくなってくると最後はいつもこう。

 弱いくせしていつもMは飲み過ぎる。

 一緒に飲んでた友達と、

「しょうがないヤツだね~」

と言って苦笑いしてはいるけど、実は私の心中は穏やかならず。

 うれしいけど、悲しい。

 Mの言う「好き」は友達の「好き」だけど、私のは惚れたはれたの方の「好き」だから、こんな風に「好きだ~!」って酔っ払って抱きつかれるのも、膝枕で寝かせておいてあげるのも非常に心臓に悪い。

 まわりには平気な顔してみせてるけど、私の手の平はやたら汗ばんでいる。

 絶対にMは私と同じ「好き」という感情を私に対して抱くはずがないのがわかっているのに、何年もあきらめられずに友達付き合い続けている。


 私の好きなMはゲイだ。

 バイセクシャルならまだましだったかもしれないけど、残念ながら、Mは男にしかときめかない男だった。

 物心ついた頃から男にしか興味がなくて、男にしか恋したことがないという男。

 それでも友達としてなら女と仲良くなれるような男だから、

「女の中ではおまえが一番の親友」

なんて残酷な言葉をMは笑顔で私に言う。

 うれしいけど、うれしくない。

 そんなの私の本当に欲しいポジションじゃないよ。

 でも、一番欲しいポジションは女の私が望んでも手に入らないのはわかっているから、本音押し殺して親友面して私はMのそばにいる。

 どんなにそばにいても、膝にMの頭の重みを感じていても、寝息を聞いていても、Mは私の手の届かないところにいる。


 それでも、私はいつも一緒にいたかった。

 ボケとツッコミ繰り返し、

「おまえらコンビで吉本行けよ~!」

と仲間を笑わせたりもしてたけど、私はただMの隣で笑っていたかっただけ。

 Mの笑顔をずっとずっと見ていたかっただけ。

 そう思ってた。

 ううん、思いこもうとしていたんだ。

 だけど、だんだん笑えなくなってきている自分に気がついた。

 大学卒業してもそばにいたくて、Mと同じ会社にまで入ったのに限界きていた。

 泣きそうだった。

 一人で泣くのなんかここ数年しょっちゅうだったけど、Mや友達と一緒に飲んでいる時にも泣いてしまいそうになっていた。

 次に、

「オレ、この女好きだ~!」

とMが酔っ払って叫んで抱きついてきたら、私は泣いてしまいそうな気がしていた。

 Mの前で泣かない自信がなくなった私は、ついに会社辞めて田舎に帰ることを選んでしまった。

 親が以前から「地元に帰って見合いしろ」とうるさかったし……。

 田舎に帰る前にMがゲイだと知っている友達集って、私の送別会をしてくれた。

 いつものメンバーで飲んでいたら、やっぱりお酒に弱いMが一番先に酔っ払って、いつも通り叫んだ。

「オレ、この女好きだ~!」

 みんなはいつも通り笑っていたけど、私は泣いた。

「主賓の膝の上で酔いつぶれるなんて、最後の最後まで失礼なヤツよね」

と泣き笑いしながら私は言った。

 この場でなら私が泣いても不自然ではないはず。

 みんなとお別れなんだもの。

 私は最後まで自分の本当の気持ちは隠し通して田舎に帰った。

 親に勧められるままに見合い相手と結婚したら、携帯は番号変えて買い替えた。

 新居の住所も電話番号もMには知らせなかった。

 こんな気持ち引きずったままじゃ、電話で声聞いただけでも泣き出してしまいそうだった。

 私は、恋しくて苦しくて、とうとうMから逃げ出してしまった。

 隣で笑ってたくても、もう私は笑えなくなっていたから……。


http://blog.with2.net/link.php?491424

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Posted on 2009/08/05 Wed. 01:31 [edit]

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