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ローマ帝政時代にはその文化は退廃の色を濃くし、性道徳は乱れ、売春や不倫、男色、近親相姦などが社会に蔓延したといわれています。

男色については、古代ギリシャの少年愛の倫理的な理想論は陰を潜め、もっぱら快楽主義的な面が強調されるようになりました。

きっとプラトンは草葉の陰で嘆いていたことでしょう。

『プラトニックラブ』だのなんだの言っても、結局のところギリシャの哲学者であったプラトンは女性には興味の無いゲイ一筋なお人だったわけですからね。

それでも、プラトンのかわいらしいところは「性欲先行型」ではなく「気持ち先行型」であったところ。

次々お弟子さんに手をつけてやっちゃったなんて逸話が残っていないのは、プラトン自身がシャイで奥手な人だったからなのでしょう。

あるいは、秘密の関係を漏らすことの無い特定のパートナーがいたのか?

どちらにしても、

「気持ち良ければなんでもいい」

といわんばかりの節操無しなローマ帝国の「性」の乱れっぷりを一番嘆きそうなのは、やっぱりプラトンのような気がします。

プラトンって「永遠の少年」って感じがするじゃないですか?

『あ、あの人素敵ドキドキ

と男を見てたとしても、

「やらないか?」

って男から声かけられたら、

「そんなの不潔だーーーっ!」

って泣いて走り去りそうな気がする(笑)

ところで、古代ギリシャでは、自由市民の子弟が売春を行なったことが判明した場合には、市民権を剥奪されたのですが、ローマ時代になるとすっかりタガがはずれてしまい、皇后や皇帝までもが売春するようになりました。

ただし、皇后や皇帝の売春は「金を稼ぐための行為」ではありませんでした。

色情狂的性欲を満たすための行為の一つであったかと思われます。

おそらく、ローマ皇帝一族の性欲は、強さも方向性も常軌を逸していることが多々あったため、男漁りの手段の一つとして売春行為を行ったのでしょう。

暴君ネロとして知られる、ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス(37-68)は、近親相姦も男色も女色もなんでもありでした。

前帝クラウディウスがその美貌に惚れこんで4度目の結婚相手に選んだ程の美女であったネロの母親アグリッピナとネロは近親相姦の関係にあったといわれています。

ちなみに、アグリッピナは兄で前々帝であるカリグラと近親相姦の関係になったものの、その後冷遇された妹のうちの一人です。

前夫との間に出来た我が子を皇帝にするために伯父に再嫁したアグリッピナは、うるさく干渉する母親と厭われて最後は最愛の息子ネロに殺されてしまいました。

たぶんアグリッピナは母親としての愛情以外の感情をネロに対して持っていたはずで、それは兄のカリグラとの近親相姦関係の時にもあったのではないかと思われます。

アグリッピナは身も心も近親相姦にはまるタイプだったんでしょうね。

ネロの時は、おそらく彼女の方から近親相姦の関係に持ち込んだのでしょう。

近親者とのセックスは体がしっくりくるとか相性がいいとかいいますし、その背徳行為に精神的にも興奮を感じるため心身ともに普通では感じられない快感を感じるともいいます。

もしかするとアグリッピナはカリグラとの近親相姦行為で得られた快感が忘れられなかったのかも?

アグリッピナが最初に近親相姦の関係になった兄のカリグラと、次に近親相姦の関係になった我が子のネロってどこか似てたんじゃないかと思いますし……身内だから見た目や性格は似ていた可能性はあるし、二人ともドSだし(笑)

でも、盲愛し相手にうざがられるほどベッタベタになるKYな彼女は残念ながら賢いM女タイプではなく、遠ざけられたり、殺されたりしちゃったんじゃないのでしょうか?

アグリッピナって、サディストにはうざがられて嫌われるタイプですもん(苦笑)

ちなみに、ネロは生涯に何度も結婚していますが、最初の妻のオクタウィアは早くから疎んじ、姦通罪の汚名を着せて殺してしまいました。

二番目の妻、ポッパエア・サビナは絶世の美女で最愛の妻でしたが、夫婦喧嘩でサビナの身重のお腹をなんとネロは蹴っちゃったんですよ。

それが原因となりサビナは死んでしまいました。

暴君ネロはDV夫でもあったわけです(^^;

ネロは、その後、女性以外に男性とも二度結婚しています。

最初の男性との結婚では、奴隷のピュタゴラスを夫に選んで、正式に結婚式を挙げたといわれています。

でも、この結婚は皇帝の身分で「花嫁」になったことと、結婚相手が奴隷だったことから、大いに顰蹙を買ったとか。

やっぱり、皇帝が突っ込まれるのは不名誉だった模様(笑)

二度目の男性との結婚は、相手は亡き最愛の妻ポッパエア・サビナに生き写しの美少年スポルス。

スポルスの時は、彼を去勢してサビナの名前を与えて花嫁にしたそうです。

ネロってリバ(リバーシブル)OKな人だったのですよ、男同士のセックスで突っ込むのも突っ込まれるのもどっちもOKなのねw

でも、スポルスの時は亡きサビナの身代わり的なものを感じます。

去勢して女のような状態にしてから、花嫁にしたというあたりで、通常の少年愛や男色の概念から外れています。

ネロはスポルスを女にして、二番目の皇妃サビナの身代わりとしたのでしょう。

きっとネロは伯父のカリグラ同様に、故人に執着していたのですよ。

変態って意外と一途なところがあって、特にサディストはストライクゾーン狭い分はまるととことんはまるんですわ(^-^;

よほど亡きサビナのことが忘れられなかったんでしょうね。

本人はささいな夫婦喧嘩のつもりだったのに、ついうっかり蹴り殺しちゃったんですから、さすがにネロも後悔したでしょうし。

そこにサビナの生まれ変わりのような美少年が現れたもんだから、スポルスをサビナの代わりに愛したんでしょう。

後悔してた分、サビナにしたスポルスは大事にしていたかも?

暴君ネロも所詮人の子。

喜怒哀楽、愛情も憎しみも後悔も恐怖も持って悩み苦しんでいたんだろうけど、快楽やストレス発散の方向性がまずかったんですわ。

暴君ネロの非道なやり口に怒りまくった民衆は、その後各地で反乱を起こし、ついに73歳の老将軍ガルバ(前3-後69)が反乱軍の指導者となってネロに反旗を翻し、元老院も反乱軍側に味方したため、追い詰められたネロは逃亡。

そして、「サビナ」と呼ばれた最後の妻、去勢少年スポルス立ち会いの元、ネロは自殺しました。

スポルスはネロの自殺を見届けても、生き延びて次の皇帝になったガルバに仕えました。

ガルバは女色よりも男色を好み、特に成熟した剛健な男子を好んだそうです。

73歳でそのお好みはガチホモですね、ガルバ皇帝(菊池、心の声w)

しかし、ガルバはわずか7ヶ月在位しただけで、次の皇帝のオト(32-69)に殺されてしまいました。

ガルバの次の皇帝となったオトは、若い頃のネロの遊び仲間でネロの男色相手の中の一人でもあったようなのですが、ネロの「未亡人」のサビナことスポルスがネロが自殺した時に殉死せず、ネロとガルバの二夫にまみえたといってスポルスを非難しました。

そして、スポルスに娼婦の扮装をさせて公衆の面前で侮辱したため、スポルスは屈辱のあまり、舌を噛み切って自殺してしまいました。

オトのこの行為は、「嫉妬」に駆られての行為かと思われます。

おそらく、オトは若い頃には体の関係もあったし、好意も抱いていたネロを一人さびしく逝かせてしまったネロの妻のサビナことスポルスのことが許せなかったのでしょう。

ネロを自殺に追いやったガルバに仕えたことはこずるい行動と思われたでしょうし。

皇帝の貞淑な妻として取るべき行動は、殉死です。

妻として扱われていたスポルスはネロ自殺の後は女として死ぬべきはずだったのに、男色を好んだガルバには男として仕えていたものだからそれを見てオトは烈火のごとく腹を立てたのかも?

ネロの妻になった者が男としてガルバに仕えているなんてオトには許し難いことだったとも考えられます。

真相は、オトが最も腹を立てていた相手はスポルスで、スポルスをとっちめてやるためにオトはガルバを殺して皇帝になったのかも?

ところで、皆様は、オトはネロの男色のお相手をした時はどっちだったと思いますか?

菊池は、オトがネコ役だったんじゃないかと思うんですけど……。

オトのスポルスに対する怒りようと辱めの仕方が、そっち側の嫉妬っぽい気がするんで(^^;

男の人の中にも多少なりとも「女心」ってあるもんですからね(ニヤリ)

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♂×♂、女装、トランス(TS)、SM、その他アブノーマルプレイ有りだったりします。

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