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『鬼畜の戯言』菊池乱☆出版社の倒産により現在電子書籍配信ストップ中

秘密クラブからレンタルされる豊胸女装美少年レンタルドールシリーズ(SF/SM/BL/ML/JUNE/GID/女装/TS/etcな小説)言論と表現の自由を守ろう!不当なネット規制反対!不適切な規制は解除すべきです!!
 

変容

はっきりいって私の住んでいる地域は田舎と呼ばれる場所です。 でも、この田舎から何人も男から女に変化することを望んで、都会に出て行った人がいることは私は知っています。 GID(性同一性障害)の方々だったわけなのですが、田舎でそういった知識のある人も少ないためか、そういった方々は未だに「おかま」とか「ニューハーフ」とか呼ばれています。 GIDだのMtFだのFtMだのと言っても、何のことやら皆目見当がつかないという...
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本当にさびしい時には

本当にさびしい時にはさびしいなんて言わない口に出して言ってしまったらもっとさびしくなるからひとりぼっちでさびしい時には一人のさびしさよりも二人のさびしさを想う一人の方がずっとましと人ごみの中の孤独よりも一人ぼっちのさびしさの方がましとさびしいなんて私は言わない他人に甘えることよりも自分に甘くなればもっとつらくなるから最大の敵は自分自身さびしさに耐えられない甘えた自分甘やかすな!一度甘やかせばくせが...
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真綿の中のナイフ

なぜ泣いているのかわからないたぶん理由はどこかに落としてきたんだろう探し出す気ももう起こらない遠い遠い思い出の中もう何が哀しいのかもわからないわかっているのは嘘つきな自分嘘で塗り固めればいつかそれも一つの事実になる何が真実なのかなんてわかりゃしない選ぶのは自分自身その時々の気分次第ふかふかの真綿に包まれた鋭利なナイフのような真実中身がとんがっていたってこうして隠してしまえばもうわからないもう痛くな...
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おかしな二人 あとがき

タイトルは、ユニコーンのアルバム収録曲『おかしな二人』からいただきました。あの曲の中の彼女は、彼氏が道で寝てても、住所わからなくても、「仕方がないわね、まあいいか~」で済ましてしまうようなキャラなのですが、最後の最後本音ぶっちゃけてます。ちゃんと好きなら、ほぼ住所不定無職状態で連絡も取れないような彼氏のこと、「まあいいか~」なんてのん気なこと言ってられません。そういう彼氏を持ってしまったら、彼女の...
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おかしな二人 番外編 後編

一瞬、何が起こったのか、オレ、わかんなかった。ベッドから落ちただけじゃなくて、その前に腹に衝撃があった。たぶん、蹴り落とされたんだと思う。その痛みで目が覚めた。「『いちこさん』って誰よ!?」床に転がったままのオレを見下ろして言った彼女の目尻は、いつもは垂れ下がっているのにつり上がって見えた。言えないで固まっていたら、「出て行って!」と怒鳴られた。オレ、とっさにうまい言い訳なんかできなくて、着替えた...
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おかしな二人 番外編 前編

市子さんの部屋で柴田が友達集めて夜遅くまで飲み会していても、次の日仕事のはずの市子さんはイヤな顔一つせずに一緒になって飲んでいたし、ちゃんと後片付けして酔いつぶれたヤツには毛布かけてくれていた。そして、朝は朝食用意してから出勤して行った。柴田と酔いつぶれたヤツ(オレ)の分の。オレ、あんまり酒強くないから仲間内で飲むと飲まされすぎてつぶれる。毛布にくるまって寝たふりしてたけど、朝、ご飯の炊ける匂いや...
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おかしな二人 Fin

「誕生日プレゼント何がいい?」浅井くんに言われてあたしはおもわず言ってしまった。「ここにジャストフィットな指輪が欲しいんだけど…」右手の親指と人差し指で左手の薬指のつけ根つまんで見せた。浅井くんはちょっと困った顔して、「給料3カ月分とかじゃなくてもいい?」と言った。「サイズさえあっていれば最低金額設定なしでいいから」と言ったあたしはとことん安い女なのかも。それでも、昔よりはしたたかにはなったかな?ち...
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おかしな二人 63

月日の流れはあっという間とは言うけれども、本当にあっという間だった。あたしが東京に出てきてからもう三度目の春を迎えた。全然出世とかは意識してなかったのだけれども、あたしは30才で主任昇進してしまった。責任ばかり重くなって昇給なんてほんのわずかなんだけど、断るわけにもいかなかった。あたしは、まだまだ安定した仕事をしていかなければならないから。浅井くんはあいかわらず売れないミュージシャンしている。それで...
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おかしな二人 62

あたしは、自分の部屋の家電や家具を買うのはやめた。そのかわり、少しずつ浅井くんの部屋に生活必需品を運びこんだ。通勤がね、浅井くんの部屋からの方がウチの職場に近くてラクだったし、ちゃんとご飯食べさせようと思ったら居続けの方が都合がよかったから。ひさしぶりに東京で電車通勤してみたらバテたし…。仕事帰りなんかは乗りこむ気力がなくて何本も電車見送った。札幌の地下鉄なんて混んでもたかがしれているけど、東京の...
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おかしな二人 61

2月になってようやく友達に東京に移動したことを知らせた。びっくりされたり怒られたりしたけど、こっちに来るまで本当に時間なかったから、わるいな~と思いながらも黙って来てしまった。浅井くんには、「今、あたし、どこにいると思う?」と電話で言った。「え?どこって、札幌じゃないの?」「今、東京にいるよ」「なんで?」「東京のホテルに移動してきちゃった」「マジで!?」「電車で行けちゃうから、今度はあたしの方が抜...
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