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『鬼畜の戯言』菊池乱☆出版社の倒産により現在電子書籍配信ストップ中

秘密クラブからレンタルされる豊胸女装美少年レンタルドールシリーズ(SF/SM/BL/ML/JUNE/GID/女装/TS/etcな小説)言論と表現の自由を守ろう!不当なネット規制反対!不適切な規制は解除すべきです!!
 

執着 1

 どうしてあの時あんなことをしてしまったのでしょう? いつも通り会社帰りに男友達と一緒に飲みに行っただけだったはずなのに、その日はなんだか彼の唇が乾いてかさついて今にも切れて血がにじみ出しそうなのが気になりました。「ちょっとじっとしていて」 そう言って何の気なしに自分のリップクリームを塗ってあげてしまいました。「間接キスしちゃったね」なんて彼に言われて不覚にも私は赤くなってしまいました。 頬も耳も...
Theme : 文学・小説 * Genre : 小説・文学 * Category : 『執着』
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執着 2

 気まずく思いながらも、月曜日、いつも通りに出社して、顔を合わせたら、「おはよう」とお互いいつも通り言い、いつも通り仕事しました。 金曜日までそれが続いて、このままあれはなかったことにしてもらえないものかしら?と思っていたら、飲みに誘われました。 飲みながら言おうと思ったのだけれども、なかなか言い出せなくて、何の気なしに彼の手を見ていました。 あれ?こんな手してたっけ?意外と指の長いきれいな手をし...
Theme : オリジナル小説 * Genre : 小説・文学 * Category : 『執着』
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執着 3

 週半ばには生理も終わり、やっと憂鬱な日々から抜け出せたと思っていたら、風邪をうつされてしまいました。 金曜の朝は、目が覚めると寒気がして、枕の下の基礎体温計を引っ張り出して測ってみると39度8分。 ほとんど40度近い高熱で、寒気がひどくて布団を出ることも出来ず、会社に欠勤の報告電話だけ入れてそのまま寝ていました。 何か食べて薬飲まなきゃ…と思っても、全身に鳥肌が立つような悪寒が走って、布団から出ること...
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執着 4

 いっぱい汗をかいたのがよかったのでしょうか? 月曜日にはすっかり風邪も治って私は元気に出社しました。 彼は風邪で休んでいました。「バカは風邪ひかないんじゃなかったっけ?」 それでも、私がうつしてしまった風邪なので、一応お見舞いぐらいは行ってあげようかな?と思ったのですが、私は彼が住んでいるところを知りませんでした。 地下鉄の降りる駅しか知りませんでした。 そういえば、お互い携帯の番号もメールアド...
Theme : 自作小説 * Genre : 小説・文学 * Category : 『執着』
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執着 5

 結局、彼は会社を二日休んで水曜日から出社してきました。 まだ風邪が完治していないようで咳きこんで具合悪そうにしていました。 金曜日にはもう平気そうにしていたけれども、私はなんとなく彼のこと避けていました。 でも、エレベーターで二人きりになった時、思わずつま先立ちして彼の首に両腕回してキスしてしまいました。 会社で誰かに見られたらまずいのに、なぜだかとてもキスしたくなっってしまったのです。 私は降...
Theme : 自作連載小説 * Genre : 小説・文学 * Category : 『執着』
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執着(完結) 

 月曜日からは、私は隙あらば仕掛けました。 エレベーターで二人きりになった時、資料室で二人きりになった時、誰もいないの確認して給湯室に連れこんでみたりもしました。 さすがに社内でキス以上のことする勇気はなかったけれども、抱きついて彼のスーツに私の香水の香りを移り香させることが目的だったから頻度が問題でした。 でも、計算外のことが…彼が触ってくるんです。 どうしよう?こっちの方が持たないかも……。 中...
Theme : 小説 * Genre : 小説・文学 * Category : 『執着』
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