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『鬼畜の戯言』菊池乱☆出版社の倒産により現在電子書籍配信ストップ中

秘密クラブからレンタルされる豊胸女装美少年レンタルドールシリーズ(SF/SM/BL/ML/JUNE/GID/女装/TS/etcな小説)言論と表現の自由を守ろう!不当なネット規制反対!不適切な規制は解除すべきです!!

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出版社の倒産により現在電子書籍の配信が休止となっております。報告のあったダウンロードのコミッションも私はまだ出版社から一円も受け取っておりません。お金よりも作品の公開権利のほうが大事なのでとりあえず担当の方に相談してみてから電子書籍以外での公開という形での作品の公開を再開したく思っております。

2015年12月24日

こねこ時計 ver.3

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Sweets
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地球の名言Ⅱ


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変身サプリメント~被験者望の場合1~ 

「被験者の方は、こちらの誓約書にご署名お願いいたします」

白衣を着た背の高い銀縁メガネをかけた男は事務的な口調でそう言い、一枚の用紙を望の前の机の上にのせた。

『サプリメントの被験者として、使用上の注意を守り、被験実験に関する情報の秘密保持を誓います』

といった内容の文章の一番下の署名・捺印欄に望は、自分の名前を記入したものの印鑑を持ってきていなかったものだから、

「あの…僕、印鑑持ってきていないんですけど…」

と困った顔をして言った。

「拇印でいいです」

と白衣の男に言われて、用意されていた朱肉に親指を押し付けて望は捺印欄に拇印を押した。

ティッシュで親指を拭っていたら、

「まず、こちらのサプリメントを一粒この場で飲んで見て下さい。変化の過程はビデオカメラで撮影し実験データとして使用します」

白衣の男はそう言って小瓶の中のピンク色のサプリメントを一粒望の手の平の上にのせた。

水がなくても飲めるタイプの物と聞かされてはいたけれども、初めて飲む得体の知れない物に不安を感じて望の口の中は乾いていた。

サプリメントを口の中に放り込んだら、一応用意されていた水で流し込んだ。

これからなにが起こるのかは予想できなかった。

なんとなく身体が熱っぽいような感じがしてきた。

実験成功すれば、男の望が女に変身する予定だ。

『変身サプリメント』とかいうそれは、性別を変えてしまう性転換サプリメントらしい。

まるでSF小説か漫画のような話だ。

でも、この研究所ではそれを作り出せてしまったらしい。

身体のあちこちがうずくようなこねくり回されるような奇妙な感覚と熱っぽくだるい身体が耐えられなくなってきて、望は机に突っ伏してしまった。

意識はあったけれどもぐったりとしながら、しばらく机に突っ伏したままでいた。

どれくらいの時間がたったのかはわからない。

熱っぽさも身体のあちこちで感じた奇妙な感覚もいつのまにか消えていた。

まるで内蔵をわしづかみにされてぐちゃぐちゃと弄ばれ、骨をギシギシと圧縮されてでもいるような気色の悪い感覚だった。

でも、おそろしく気色悪くはあったけれども不思議と痛みはなかった。

望が起き上がると白衣の男は、

「実験成功かと思われます。気分はどうですか?」

と訊いてきた。

「途中は気持ち悪かったけど、今はもう大丈夫です」

そう言った望の声は少し高くなっていて望は動揺した。

それは女の声で通用する高さだった。

「別の場所で身体のデータを取らせていただきますので、こちらへどうぞ」

椅子から立ち上がった時にジーンズの尻のあたりがきつくなっていることに望は気がついた。

振り返って自分の尻を見るとゆるめだったジーンズの尻のあたりがパツンパツンになっていた。

ちょっと歩きづらそうに望は白衣の男の後をついて研究所の廊下を歩いた。

うつむきかげんに歩くと小さくふくらんでいる自分の胸が目に入った。

なんだか乳首がこすれて痛かった。

今までこんなことはなかった。

というか、今の自分の身体はありえない形に変化していた。

そういう実験とわかっていても、本当にこんな風に変化してしまったことが望には信じられなかった。

夢でも見ているのだろうか?

でも、ふくらんだ胸の先についている乳首がこすれて痛む感覚は、夢ではないことを望に告げていた。

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Posted on 2007/05/22 Tue. 18:54 [edit]

『変身サプリメント』(初期版)  /  TB: --  /  CM: --

変身サプリメント~被験者望の場合2~ 

「こちらへどうぞ」

と白衣の男に招き入れられた部屋で、望はまず身長と体重を測定した。

これは、変身前にも測定された。

スリーサイズも計測された。

白衣の男はデータを書き込んでいた。

スリーサイズはずいぶんと違っていたけど、望の身長と体重は変身前と変化はなかった。

カーテンで覆われた小さな更衣室で、望は服を全部脱ぐように言われた。

望は自分の身体が今どんな風になっているのかが気になっていたものだから、あわただしく服を脱ぎ捨てた。

Tシャツを脱いだら、男の胸にはありえないふくらみが現れた。

幻覚でも見ているのではないのだろうかと望は確かめるようにその胸のふくらみをギュッと握ってみたら痛みが走った。

本当におっぱいついてる…。

望は頭がクラクラしそうになった。

そして、急いで下着ごとジーンズを脱いだ望は更に驚愕した。

望の下半身には、あるべきものがなくなっていてありえないものがあった。

しばらくの間、全裸のまま更衣室の中で望は呆然としていた。

「脱いだら、こちらの椅子に座って下さい」

とカーテン越しに声をかけられて、カーテンを出て座るように指示された椅子を見て、望はショックのあまりその場で固まった。

「うそ…マジであれに座れって言うの?」
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Posted on 2007/05/23 Wed. 00:35 [edit]

『変身サプリメント』(初期版)  /  TB: --  /  CM: --

変身サプリメント~被験者望の場合3~ 

「桂木先生、消毒終わりました」

看護師がそう声をかけたら、白衣の桂木先生が銀色の器具を手に持って望の股間に近づいてきた。

「え!?なにするの?」

得体のしれない恐怖感に襲われて望がそう訊ねたら、

「内部まで完全に機能が変化しているか確認するために内診します」

と答えたかと思うと桂木先生はいきなり手に持っていた銀色の器具を望の中に押しこんできた。

かろうじて声は漏らさなかったものの、その冷たい銀色の器具が入れられた瞬間そこがギュッとその冷たい器具を締め付けた感覚に望は驚いていた。

さっきまで男だった望には存在しなかった穴の中には、銀色の器具が入っていたけれども痛みは感じなかった。

中に入れられている冷たい異物の感触におぞましさを感じてはいたけれども…。

望は自分の中にそのような物が入っていることを信じたくはなくて目をそらしていた。

桂木先生と呼ばれていたあの白衣の男が、なにをしているのかは怖くて見ることができなかった。

しばらくして、器具が抜き取られる感触がして入れられた時と同様にそこがギュッと器具を締め付けたことに望は嫌悪感を感じた。

一刻も早く抜いて欲しかった異物のはずなのに、まるで抜いて欲しくないかのようにそこはきつく締め付けていた。

望は、自分の身体が得体のしれないものに変わってしまったことに恐怖感やら嫌悪感などを感じ始めていた。
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Posted on 2007/05/23 Wed. 18:14 [edit]

『変身サプリメント』(初期版)  /  TB: --  /  CM: --

変身サプリメント~被験者望の場合4~ 

更衣室でしばらくの間途方にくれていた望は、ようやく着替える気になって自分が脱ぎ捨てたはずの服を探した。

それはどこにもなかった。

代わりに目に入った衣類に脱力感を感じた。

望の目に入ったのは、女物の下着と洋服。

「用意した衣類に着替えて下さいね」

追い撃ちをかけるかのように、カーテンの外から看護師の声が聞こえてきた。

被験中の一週間、ずっと変身サプリメントを飲み続けて女の子に変身したまま生活するのだから、当然女物の衣類を身につけて生活するということになるであろうことをなぜ気がつかなかったのだろうと自分の浅はかさに望は苛立ちすら感じた。

それでも、今ここにある衣類を着ないわけにもいかないので、望はのろのろと女物の衣類を身につけ始めた。
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Posted on 2007/05/24 Thu. 01:44 [edit]

『変身サプリメント』(初期版)  /  TB: --  /  CM: --

変身サプリメント~被験者望の場合5~ 

スカートを履いていることに自己嫌悪しながらも望は看護師の後をついて行き、案内された部屋に入った。

病院の個室めいた部屋でトイレやバスルームの場所を説明された。

「お夕食は6時に運んできますから、こちらの部屋でのんびりしていて下さい」

と言って看護師は部屋を出て行った。

なんだかガチャリと音がしたような気がしてドアに近づいてドアノブを回してみたら、外から鍵がかけられているようでドアは開かなかった。

「なんで、鍵なんかかけられるんだよっ!?」

望は一瞬パニックになった。

まさかこのままここに閉じこめられたりしないよな?

とりあえず被験一日目の今日は、研究所内に望は泊まることになっていた。

明日になれば一人暮らししている自分のボロアパートへ帰る予定だった。

けれども、外から鍵をかけられて部屋の中に閉じこめられたことに望は強い不安を感じた。

しばらくドアノブをガチャガチャと回していたもののどうにもならないので、ベッドの方に向った。

そういえば、

「なにかあったら、こちらのナースコールのボタン押して下さいね」

と看護師は言っていた。

望はベッドの上部からぶら下がっているボタンを押した。

しばらくしたら、先程の看護師が、

「どうしましたか?」

と言って部屋に入ってきた。

「なんで部屋の外から鍵をかけるんですか?」

と望は訊いた。

「この研究所ではいろんな研究がおこなわれているので、外部の方にうろつかれては困るんです。それで、鍵をかけさせていただきました。トイレもお風呂もテレビも部屋の中にありますし、食事も時間になれば運びますから何も心配ないですよ」

と看護師は答えたけれども、望は、

「あの…明日は本当に家に帰してもらえるんですよね?」

と不安そうに訊いてしまった。

「被験実験自体が変身サプリメントを飲み続けて女の子に変身したまま日常生活していただくことになっていますから、明日は帰っていただきます。ここにずっと監禁するなんてことはありませんから安心して下さい」

看護師は望の不安を読み取ったようで、にっこり笑ってそう言った。

そして、なにを思ったのか、

「そういえば、変身後の姿をまだ見てませんよね?こちらの鏡の前へどうぞ」

と望を誘導した。

「かわいいでしょう?」

看護師はそう言った。

望はびっくりした。

まだ変身サプリメントを飲んで女の子に変身した自分の顔は見ていなかった。

本当にかわいい女の子になっていた。

基本は自分の元の顔で妹とか言われたら納得するような感じだった。

でも、顔が小さくなっていたし、眉も細く形が整っていた。

鼻梁が細くなって女の子らしい鼻の形になっていたし、なんだか肌の感じが違っていた。

手で触れてみたら今までの自分の肌よりもふっくらと柔らかい感触がした。

美少女とまではいかないけど、確かにかわいい部類の女の子になっていた。

望が元々が童顔であるせいかなんだかロリっぽい感じもした。

無言で望が鏡をみつめている間に、

「時間になったらお夕食運んできますからね」

と声をかけて看護師は部屋を出て行った。

Posted on 2007/05/25 Fri. 18:38 [edit]

『変身サプリメント』(初期版)  /  TB: --  /  CM: --

変身サプリメント~被験者望の場合6~ 

望は鏡の前で服を脱いで身体を見てみた。

その大きな姿見には、元の男の身体よりも骨格から圧縮されたかのように華奢な作りになっている身体がうつっていた。

肩幅は狭くなっているし、ウエストもくびれていた。

胸も小さいけど女の子の乳房がついていたし、なんとなく乳首が元々よりもちょっとだけ大きくなっているような気がした。

脱いだ時に見たブラジャーのサイズ表示はBカップだった。

「かわいいかも…」

望は鏡の中の自分の顔と身体をみつめながらおもわずそうつぶやいてしまった。

しかももよおしてしまった。

望は女の子に変身中の自分の顔と身体を見て男として欲情してしまっていた。

「鏡の中のあれは僕じゃない。あれは知らない女の子」

かなり苦しい言い訳をしながら、望は左手で胸を揉み乳首を弄び、股間に右手を伸ばしていった。

鏡の前で女の子に変身した身体でオナニーしながらも、鏡の中の感じちゃって淫らな顔して乱れちゃっているのは、男の自分ではなくて知らない女の子だと望は思いこもうとしていた。

自分自身が散々あえぎ声をあげて快感むさぼっているという事実はすっかり棚に上げていた。

自分の男としての自覚に対して都合の悪い部分は全部否定して、望は変身サプリメントで女の子に変身した自分の姿をおかずにして快楽にひたりいいとこ取りしようとしていた。

Posted on 2007/05/25 Fri. 20:21 [edit]

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変身サプリメント~被験者望の場合7~ 

研究室に設置されたモニターには、望を収容中の個室に仕掛けられた隠しカメラからの卑猥な映像が映っていた。

桂木は変身サプリメントに関するデータをパソコンに入力しながら、時折モニターをながめてみるといった感じだった。

望はあいかわらず鏡の前でオナニー中だった。

それと時計を見て桂木は、

「開始してから二時間経過。内診の時に膣内にしこんだ遅効性の媚薬が効いているようですね。それにしても長い…平均的女性の自慰時間は十分から一時間程度というデータが出ていたはずなのですが、媚薬のせいでしょうか?」

とひとりごとを言い首を傾げていた。

実は、桂木は内診の際に望の膣内に遅効性の媚薬をしこんでいた。

それは、今後の実験のために必用なことである。

変身サプリメントは、あるプロジェクトのために開発されたものだった。

本来なら薬品とすべきなのかもしれないが、医薬品指定されるような成分を含まなかったし、プロジェクトを本格的に開始した場合、医薬品よりもサプリメントとして流通させた方が若者には気軽に受け入れられるであろうといったことから、『変身サプリメント』と命名された。

けれども、現在厚生労働省が医薬品指定している成分は含まないとはいえ、あのサプリメントには新開発された特殊な成分が含まれている。

動物実験では問題なかったけれども、人体実験した場合にどのようなアクシデントが起こるかはまだわからない。

あちこちに仕掛けられている隠しカメラを通して、望の様子を見た感じでは望が女性の衣類を身につけることに抵抗感があるようだと桂木は気がついていた。

性自認が男性で数時間前までは心身ともにノーマル男性だったわけだから、望が変身サプリメントで女性に変身しても身体と心の性別が合致しない状態に陥っているであろうことは桂木には予測できた。

「動物実験と人体実験との違いは性自認がキーワードかもしれませんね」

モニター画面に映っている望のあられもない姿を見ても、研究者である桂木は、うっかりムラムラっとしてしまうこともなく極めて冷静に、

「今現在はどちらの性自認で自慰をしてるのでしょうね?」

という疑問を持った。

「変身後のアンケートに『変身中の自慰は、どちらの性自認でおこないましたか?』という項目を追加しなければなりませんね~」

桂木は、事務的な動作でパソコン内に作成済みの被験後用のアンケートに質問事項と解答欄を追加入力した。

Posted on 2007/05/26 Sat. 00:46 [edit]

『変身サプリメント』(初期版)  /  TB: --  /  CM: --

変身サプリメント~被験者望の場合8~ 

「なんで、とまらないの?」

望は、自分でもなんだかおかしいと思いはじめていた。

男ならたまっているものを出してしまいさえすればそれで終わるのに、今の自分の身体はしてもしてももっと刺激を求めていた。

どんなに否定してみても変身サプリメントで女の子の身体に変身中の自分の身体のうずきは確かなもので、何度ももうやめようと望はそこから手を離してみたのだけれども、むずむずしてたまらずまたそこに指をあてがってしまっていた。

「これじゃ、まるでオナニー教えられた猿…」

望は、猿にオナニー教えたら死ぬまでしてたなんて話を思い出していた。

まさに自分の今の状態はそういう状態で、望は混乱していた。

もう二時間以上も鏡の前でオナニーし続けていた。

途中で立っていられなくなって床の上に座りこんでしまったものの、望は鏡の前で股を広げて床に座って目に涙浮かべながらオナニーし続けている女の子が自分であるということはあくまで否定しておかずにしていた。

けれども、身体の方がいくらしても落ち着かないどころかやればやるほどもっと刺激を求めていることには望は戸惑いを感じていた。

望は内診の時に遅効性の媚薬を膣内にしこまれていたなんてことは知らなかったものだから、

「これどうしたらおさまるの!?」

とうとう半狂乱でそう叫んだ。

望の指はすっかり粘液でふやけてしまっていたけれども、やめようとしてもあそこがどうにもうずいてやめられずにいた。

夕食が運ばれてくる時間までにはなんとかやめて服を着なければならないのに…。
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Posted on 2007/05/26 Sat. 21:24 [edit]

『変身サプリメント』(初期版)  /  TB: --  /  CM: --

変身サプリメント~被験者望の場合9~ 

「片山くん、困ったことに実は手違いが有りまして…どうやらタイプBではなくタイプAの方の媚薬をしこんでしまったようです」

「え!?」

桂木先生のその言葉に看護師の片山さんは、大きな目を更に見開いてひどく驚いていた。

タイプBは個人差はあるけれども2時間以内に必ず効果が切れる媚薬。

タイプAは時間は関係なく中和物質が膣内に注入されないと効果が切れることのない媚薬。

どちらもこの研究所で開発されたものだったが、タイプAはある理由で実用中止となったものだった。

「先生、どうなさるんですか?」

他に方法がないことは承知の上で片山さんは訊いてみた。

もしかしたら、他の方法が発見されているかもしれない。

そんなことを思ってみたりもしていた。

「やはり、中和するしかありません」

桂木先生はきっぱりとそう言い切って、机の上に置かれていた大き目の黒いポーチの中身を片山さんに見せた。

「先生、これは?」

ポーチの中にはローターやバイブといった大人のおもちゃが入っていた。

大人の女性の片山さんはそれらの物を目にしたことがあるし、使用したこともあったのだけれども、まさか職場でそれを目にするとは思ってもみなかった。

「最近はこの手のものも面白い機能があるもんで感心しましたよ。なんと、こちらのポンプのついているタイプのバイブは射精機能がついているんですよ。最終的にはこれを使って被験者にあやしまれないように膣内に注入作業をして中和していただきたいのですが、被験者の膣壁には処女膜も形成されていますから、こちらも使ってあげて下さい。たぶん、痛がるでしょうから…」

桂木先生はそう言って片山さんに黒いポーチを手渡してきた。

片山さんは、そのポーチの中身と研究室に設置されているモニターに映っているその表情と掛け布団の動きからおそらくオナニー中と思われる望の顔を見比べてしまった。

「個室に案内されてからずっとですから、もう4時間経過しています。早く中和してあげないとかわいそうですよ」

無表情の桂木先生の口調は、言葉とは裏腹に全然かわいそうなどとは思っていなさそうなまるで他人事な口調ではあったのだけれども、

「もう4時間も…」

そう小さくつぶやいた片山さんは、心底望に同情していた。

タイプAの媚薬は快感は続くけれどもイク寸前の感覚にまでしか到達することができず、長時間中和されずにいればイクにイケない状態のまま気が狂わんばかりの狂おしさすら感じるため『拷問の媚薬』とあだ名されていた物だった。

実際に被験者が一人発狂している。

けれども、タイプAの実用化中止の理由はそれではなくて他の理由だった。

「早く中和しないと発狂するかもしれませんね~」

のんびりした口調でそう言う桂木先生がかすかにニヤリと笑ったのを片山さんは見逃さなかった。

「失礼いたします!」

と言って黒いポーチを抱えて研究室を出た片山さんは、廊下を小走りしながら、

「前からなんとなくいけすかないヤツだと思ってはいたけど、本当に食えないヤツだわ!ずっとあのモニター見ていたのに4時間もタイプAしこまれた被験者放置しておくなんて鬼よ!!」

と毒づいた。

『拷問の媚薬』とも言われたタイプAしこまれた被験者がアクシデントにより中和する前に発狂した後、入院中の病院内でずっとオナニーし続けているという話を片山さんは耳にしていた。

「たぶん中和を自分でじゃなくて私にこんな物使ってやらせるのは、モニター通してナースレズプレイをリアルタイムで見たいからなんだわ!それに手違いじゃなくてわざとタイプAしこむつもりでしこんだんじゃないの?それじゃなきゃ、都合良くこんな物用意されてるわけないわよ!!桂木のむっつりすけべのど変態!!!」

片山さんはとても腹立たしい思いで、自分の抱えている黒いポーチをにらみつけた。

それでも、今とんでもない状態に陥っているであろう被験者のことを思うと、一刻も早く中和してあげなければならないと片山さんは思い、走る速度をあげた。

「たぶん、発狂してオナニーマシーンになるよりはマシなはず…でも、どうなんだろ?変身サプリメントで女の子に変身中とはいえ、男の子が耐えられるのかしら?それにこの実験自体…」

望が収容されている部屋の前で息を整え少し落ち着いた片山さんは、これから自分がする行為がどれほどの重大さを抱えているのかはわかっていたものだから、ドアの前で迷っていた。

「中和しても違う理由で発狂しちゃうかも?」

そうつぶやいてしまった片山さんは背筋がぞっとするのを感じた。

けれども、一刻も早く中和しないことには発狂する可能性とその先にある発狂の可能性とを天秤にかければ、緊急を要する今の方が重要なわけで、片山さんは意を決して部屋のドアの外側からかけている鍵を開けた。

Posted on 2007/05/28 Mon. 01:56 [edit]

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変身サプリメント~被験者望の場合10~ 

あと10分で夕食が運ばれてくるはずの6時になる。

望はやっとの思いでトイレでぬるついた股間と内股をトイレットペーパーで拭き取り手を洗い服を着た。

ブラジャーは身につけずに枕の下に隠した。

たったそれだけのことをしている間もずっとあそこがうずいて触りたくてたまらなくて、望は気が変になりそうだった。

ようやく身支度してテーブルの前の小さなソファーに座ってみても落ち着かず、望はおもわずソファーのつやのあるこげ茶色の手すりにまたがって股間を擦りつけてしまった。

けれども一分もしないうちにガチャリと外から鍵を開ける音が聞こえ、望はあわててソファーに座った。

間一髪で間に合ったと望は思っていた。

望は隠しカメラで桂木先生に自分の行動を見られているとはまるで気がついていなかった。

食事を運んできた看護師にあの痴態を見られなかったことに望は安堵したものの、平然となにごともなかったかのようにおとなしくソファに座っていることは至難の業だった。

もじもじしてしまいそうになる。

「このテーブルの上にお食事置きますね。後で食器を下げに来る時に寝巻きをお持ちしますから」

そう言って食事の乗った四角いアルミのお盆を望の前にあるテーブルの上に置いたら、看護師はすぐに部屋を出て行った。

望は食事中、左手を股間に伸ばしてオナニーするなどという非常に行儀の悪いことをした。

食事が終わってからは、いつ看護師が食器を下げにやって来るかわからないものだから、望はベッドの布団の中に潜りこんだ。

布団の中でこそこそと望はオナニーし続けていた。

下着の中に手を入れ、ブラウスの上から乳首をいじっていた。

とりあえず服を着たまま布団の中に潜りこんでいれば、恥ずかしい姿を看護師に見られる心配はない。

でも、いくら指でしてみても快感はあっても終わりがこないことには望は困り果てていた。

突然、ガチャリと外側から鍵が開けられる音を耳にした望は一瞬身を固くした。

「失礼します」

と言って部屋の中に入ってきた看護師は黒いポーチを抱えてまっすぐとベッドに向かってきた。

望はどうしても下着の中に入れた手を抜き出すことができなかった。

Posted on 2007/05/28 Mon. 02:56 [edit]

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変身サプリメント~被験者望の場合11~ 

「あら、もうベッドに入ってるんですか?お顔が赤いようですが具合はどうですか?」

ベッドの横に立った看護師の片山さんは自分でも白々しいと思ったけれども、目的を果たすために演技することにした。

「なんともないです!ちょっと疲れて横になってるだけなんです」

布団の下の現状を知られるわけにはいかない望はそう言い訳した。

「でも、息も乱れているようですから、念のため検温しましょう」

片山さんはわざと布団をがばっとめくって望の下半身をさらけ出してしまった。

「あっ!」

望は驚いて声をあげたけれども、右手を下着の中に入れていたのをしっかりと看護師の片山さんに見られてしまったことに恥じ入り顔をさらに赤くした。
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Posted on 2007/05/29 Tue. 00:09 [edit]

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変身サプリメント~被験者望の場合12~ 

しばらくどうしたものかと考えていた片山さんは、望の耳元で、

「もっと気持ちよくなるようにしてあげますから、四つんばいになって下さいね」

と優しく囁いてみた。

とろんとろんにとろけてしまって、望はひたすらもっと気持ちよくなりたくなっていたものだから、言われた通りにすることになんの疑問も抱かなかった。
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Posted on 2007/05/29 Tue. 17:32 [edit]

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変身サプリメント~被験者望の場合13~ 

望はしばらくぼんやりとしていた。

気持ちいいことと痛いことの後に今まで感じたことのない種類の大きな快感を感じたかと思ったら、頭の中が真っ白になってしまってしばらくなにも考えられないまま望はぐったりとベッドに横たわっていた。

どうにもこうにもおさまらないあそこがうずく感覚はもうなかったけれども、痛みはあった。

ぼんやりしながらも、なんとなく「お風呂入った方がいいですよ」と言われたような気はしていた。

浴室からお湯が溢れている水音が聞えてきて、望はのろのろとそちらへ向った。

お湯を止めて、いっぱいにたまって溢れていた浴槽から洗面器でお湯をすくってざっと身体を洗ったら、湯船にドボンと浸かった。

大量にお湯が流れていった。

望は疲れ果てていた。

今日一日、ありえないことだらけで心身ともに大変な目にあったのだから当然である。

望は新薬などの被験実験の被験者やるとバイト料が高いという話を友達から聞いて、この被験実験の被験者に応募した。

一週間サプリメントの被験者をするだけで、普通のアルバイトではありえない金額のバイト料が出るとのことで、お気軽に応募してしまった。

薬品ではなくてサプリメントなので、万が一の危険度も低いと思ったのだ。

ところが、被験者に選ばれて指定された日時にこの研究所に来てみたら、男が飲んだら女に変身するサプリメントの被験実験と説明されて望はびっくりした。

それでも、バイト辞めて次の仕事探し中だった望は金がなかったものだから、一週間の被験が終了したらすぐに現金で全額バイト料をもらえるこの被験のバイトを断る気にはならなかった。

半信半疑で変身サプリメントを飲んだら、本当に女の子に変身していてびっくりしたし、その後も驚きの連続だった。

予想外に恥ずかしいおもいをすることになったし…。

望は、これから一週間の間この身体で生活することに不安を感じていた。

明日、本当に自分の部屋に帰してもらえたら引きこもってしまおうかと一瞬思った。

でも、課題を出されていてそれをやらなければバイト料が出ないことを思い出して望は憂鬱になった。

Posted on 2007/05/30 Wed. 16:46 [edit]

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変身サプリメント~被験者望の場合14~ 

「期待はずれでしたね~。もっと過激な展開期待していたのですが…」

モニターを見ていた桂木先生は残念そうにそうつぶやいた。

看護師の片山さんが媚薬の中和作業をするためにローターやバイブを望に使っている場面がモニターには映っていた。

「もっとお道具持たせた方がよかったかもしれませんね~」

と言ってチラリと自分の黒いカバンを桂木先生は見た。

実は、そのカバンの中には桂木先生の趣味のお道具が入っていた。

手錠とかマジックテープ付きの簡易拘束ベルトや荒縄、いろいろな種類の大人のおもちゃなどが入っている。

真面目で温厚そうに見える桂木先生は実は特殊なご趣味をお持ちだった。

銀縁メガネの奥の目は冷酷な眼差しでモニターをみつめていた。

「なるほど、拘束具がないから抵抗されないように背中に乗ったわけですか。片山くん、なかなか考えましたね。さっさと終わらせようとよくならさないうちに中和を急いで無理矢理バイブねじ込むのは残虐度高くていいのですが、この体勢では被験者の顔が見えないのでつまらないですよ。ベッド下にでも盗聴器しこんでおけばよかったかもしれませんね~」

音声なしで画像のみなので、桂木先生は盗聴器をしこんでおかなかったのを後悔した。

哀れな被験者の声が聞けないのが残念だった。

なんせ処女である。

苦痛にあえぐ声というのが桂木先生はお好きだったので、元が男の被験者がバイブ突っこまれて処女喪失シーンは音声も有りの方がよかったりした。

そんなに苦悶する姿や苦痛に歪む顔を見たり悲痛な叫びが聞きたかったりするのなら、自分でやればいいのだろうけど桂木先生にはそれをやらない理由があった。

モニターに映っている画像は録画されており、後で所長に見せることになっていた。

所長の好み的にレズプレイ画像の方が喜ばれるはずだったので、わざと看護師の片山さんに中和するように指示した。

タイプAの媚薬を被験者にしこむように指示したのは実は所長だった。

Posted on 2007/05/30 Wed. 17:47 [edit]

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変身サプリメント~被験者望の場合15~ 

「桂木先生、これはなんですか?」

看護師の片山さんは先生などと呼ぶのも汚らわしいと内心思いながらも返却した黒いポーチのかわりに手渡されたピンクの巾着袋をいぶかしげに見てそう言った。

片山さんはまたなにか妙な物を渡されたような気がした。

「開けてみて下さい」

と桂木先生に言われて巾着の紐を解いて開けてみると、感触的に嫌な予感はしていたのだけれども予感的中して中には想像通りの物が入っていた。

さっきとは違うスティックタイプのローターとバイブとローションと消毒用エタノールが入っていた。

「被験者へのプレゼントです。変身前と変身後の性感の違いもデータ取りますから。バイブは高性能8段階切り替えの物です。こちらのコードレスタイプのロングローターは防水加工でお風呂でも使用可能です。カチッと中央部分をひねるだけで電源のON、OFFの切り替え可能です。今被験者はお風呂に入っていますから、せっかくだから使い方教えてあげて下さい。あと、使用後は消毒用エタノールで消毒してからしまうことと電池を抜くことも教えておいて下さい。きちんと手入れしないとこの手のものはすぐにダメになってしまいますから」

やけにその手の物に関する取り扱いに詳しげな桂木先生の説明を聞いていて、片山さんは「やっぱり、こいつ変態だ」と思った。

それでも、一応直属の上司なものだから指示に従わないわけにもいかず、

「失礼します」

とだけ言って受け取ったピンクの巾着を抱えて研究室を後にした。
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Posted on 2007/05/31 Thu. 00:00 [edit]

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変身サプリメント~被験者望の場合16~ 

昨夜渡されたお道具使ってオナニーしまくってしまって、途中で寝てしまったものだから、目が覚めたらあそこから自然と押し出されて抜け落ちたバイブは望の股の間で動かなくなっていた。

どうやら電池が切れてしまったようだった。

望の方も電池切れだったようで、昨夜は最後にイッた時にそのまま意識をなくして眠ってしまってバイブを抜いてスイッチ切ることすらできなかった。

望は単三電池を抜き取り、教えられた通りに消毒用エタノールを含ませたティッシュで拭いて消毒した後、バイブをピンクの巾着の中にしまった。

「なんであんなに何度もイケちゃうの?」

望は男の自分なら絶対ムリな回数イケてしまった今の女の子の身体に驚愕していた。

彼女がいた頃のこと思い出してみても、彼女があんな回数イッたのなんか見たことがなかった。

「僕が下手だったからなのかな~?」

男としての自信喪失して朝からブルーになってしまった望は、生身の男のモノよりもバイブの方が女の身体に快感を与える物であるということは知らなかった。

朝食後、望は看護師の片山さんが一週間分の女物の着替えを詰めてくれたバッグの中にピンクの巾着を突っこんだ。

Posted on 2007/05/31 Thu. 23:40 [edit]

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変身サプリメント~被験者望の場合17~ 

朝食後、歩き方や座った時の姿勢、女の子らしいしぐさや立居振舞一通り、片山さんに実技指導され何度もダメ出しされて望はうんざりしていた。

けっこうしんどかった。

朝起きた時からずっとなんだかあそこが痺れているような中になにか入れて欲しいような妙な感じがしていて望はなにをするにも落ち着きがなかった。

昨日は、望は媚薬しこまれて4時間以上オナニーし続けるわ、媚薬の中和作業のために看護師の片山さんにバイブ無理矢理ねじ込まれて処女喪失するわ、その後お風呂で教えられたことで気持ちよくなってしまって、布団に入ってからバイブでオナニーし続けたのだから、あそこが痺れてしまって当たり前だった。

でも、望はわりと内股にはなれた。

というかあそこがキュンっとなっておもわず内股にならざるを得ない状態だったのである。

片山さんの実技指導が終わったら、桂木先生から変身サプリメントの被験中に必ずやることになっている課題がプリントアウトされた用紙とそのために必要な活動費を手渡された。

望はそれを着替えが入っているバッグとは別に片山さんから渡された小さなバッグの中にしまった。

その中には、ポケットティッシュとハンカチと望の財布やキーケースが入っていた。

「歩く時は内股!座った時も膝をそろえる!この二点は常に意識して気をつけて下さいね」

看護師の片山さんに念を押されて研究所の出入り口から送り出された望は、まだ午前中なのに疲れを感じていた。

Posted on 2007/06/01 Fri. 00:00 [edit]

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変身サプリメント~被験者望の場合18~ 

最寄の駅を目指して歩いていた望はどうにもあそこが痺れているような感覚に耐えられなくなってきて、もじもじしながら歩いていた。

傍目から見ればあきらかに挙動不審だった。

尿意も感じていてどうしようもなく我慢できなくなった望は公園のトイレをみつけたら、一目散に駆け出して迷うことなくいつも通り男子トイレに駆けこんだ。

変身サプリメントで女の子に変身中とはいえ、生まれてからずっと21年男として生きてきた望がせっぱつまった時にとっさに駆けこむのは、当然男子トイレであった。

ピンクのキャミソールに白いミニのフレアースカートなんてはいていても自分が男であるという認識は変わることはなかった。

それでも一応、トイレに入ってからは個室に入って便座に座って用を足した。

研究所に一泊している間に、何度かいつも通り立ちションしようとして、それがムリな身体に今はなっていることに気づいていたものだから、立ちションしようとして便器の前でおもらしという恥ずかしいことにはならずにすんだ。

でも、公園の公衆トイレの個室内にトイレットペーパーが見あたらず、望は困惑した。

「手で拭く?」

拭くべき場所に手をあててみたら、おしっこ以外のもので濡れてぬるぬるとしていて望はそこを指で触れてしまった。

昨日、さんざんローターやらバイブやらでイキまくってしまった望には、ほっそりと女の子らしく変化してしまった自分の指だけではもの足りなく感じられた。

望は着替えの入ったバッグの中からピンクの巾着を引っ張り出した。

バイブは電池切れしているので、カチッというまでひねって電源入れたら振動しだしたロングローターを望はあそこにこすりつけてオナニーし始めた。

望のあられのない声は男子トイレの中で響いていた。

とりあえず一回イッたら落ち着いたような気がして望はトイレの個室内でのオナニーをやめにしたものの、やはり濡れてしまっているそこと手指をどうしたものかと困ってしまった。

この状態で女物の白いパンツを引き上げたら汚してしまうだろうし…。

財布の入った小さい方のバッグを見て、ようやく望はその中に看護師の片山さんがポケットティッシュを入れてくれていたことを思い出してそれで拭った。

普段、ティッシュだのハンカチだのを持ち歩く習慣がなかった望は、この時ほどポケットティッシュのありがたみを感じたことはなかった。

手を洗った時、いつものように手を振った後、服になすって拭こうとしたが、ピンクのキャミソールや白いスカートに水で濡れた手をなすりつけるのはさすがにためらわれた。

いつもの自分の着古したジーンズやTシャツとは違って、生地が薄くて柔らかくかわいらしいデザインの新品の女の子の服に水滴のついた手をなすりつけるのは望はなんとなくもったいないように思った。

さっきバッグを開けた時にポケットティッシュの隣に収まっていたハンカチをバッグの中から取り出して、望は手を拭いて男子トイレを出て行った。

望が男子トイレ内にいる間、他に使用者はいなかったようで、なんら問題なく出てきてしまったので、望は今の自分が入るべきトイレは女子トイレであったことには気がつかなかった。

何食わぬ顔して歩き出した望は、実は、中になにか入れて欲しい感覚が消えなくて、スイッチを切ったロングローターを膣内に押しこんでしまっていた。

それで落ち着きを取り戻して大き目の歩幅でドカドカ歩いていた望は内股で歩くなどといったことはすっかり忘れていた。

揺れている白いミニのフレアースカートの裾のあたりをじっとみつめて男が後をつけてきていることにもまったく気づかず望は駅を目指して歩いていた。

Posted on 2007/06/01 Fri. 21:37 [edit]

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変身サプリメント~被験者望の場合19~ 

望は到着した駅で切符を買い、改札を通り抜けて階段を昇って行った。

望はスカートの後ろなんかはまるで気にしたりなんかしなかったから、望の後ろからずっとついてきていた男には、望の白いミニのフレアースカートの裾から白いパンティーがチラチラと見えていた。

女としての自覚と恥じらいがあれば、階段を昇って行く時には、普通は手に持っているバッグでスカートをはいているお尻のあたりを隠してパンチラ見られたりしないように防御するものなのだけれども、昨日変身サプリメントを飲んで女の子に変身するまでは、普通の男であった望にはそういったことは思いつくわけもなく、まるで無防備だった。

望が電車に乗りこんだ時に望の背後にずっと後をつけてきていた男がすべりこんできたことなど、望は気づきもしなかった。

望は男にずっとつけられていたことにも気づいてはいなかった。

乗り換えしなければならないため、それなりに混んでいる電車のドア前で望はバッグを左右の腕にかけた状態でドアに両手をついていた。

望は圧迫感を感じて不審に思った。

ここまで圧迫感を感じるほど電車内は混みあってはいないはずなのに、後ろから押されて望は電車のドアにべったりと右頬を押しつけられるような状態になってしまっていた。

それでも、なにかケツにあたっている感じがするのは混んでいてカバンでもあたっているからだと望は思っていた。

そんなことは混みあっている電車内ではよくあることで、男の自分は痴漢と間違われないように両手を上に上げておくようにしていた。

けれども、スカートの下に手を入れられて下着の上からあそこを撫でられたりしたら、鈍感な望も自分が痴漢に遭っているという事実をようやく認識した。

変身サプリメントで変身中の望の今の姿は自分でもかわいいと思ってしまうような容姿の女の子なわけだし、キャミソールにミニスカートなんて露出度の高い服装は痴漢にねらわれても不思議はなかった。

元が男だから自分が痴漢に遭うなんてことはまったく想定外のことであったから、望は痴漢に遭っていると気づいた瞬間凍りついた。

自分的にはありえないことだった。

でも、鏡で見た女の子に変身中の今の自分の姿を思いだしてみればありえることだった。

Posted on 2007/06/02 Sat. 17:59 [edit]

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変身サプリメント~被験者望の場合20~ 

電車内で男に痴漢されているということについては、望は男の意識では気色悪く思っていたし、痴漢に触られて変身中の女の子の身体が感じてしまっていることを恐ろしく思ったりもしていた。

女って痴漢されても感じるもんなのか?

望のこの疑問については、個人差ありで感じる女もいれば嫌悪感や恐怖感しか感じない女もいると解説しておく。

女が痴漢されて感じるかどうかは、痴漢のテクの良し悪しも関係あるわけなのだが、望が初めて遭った痴漢はなかなかのテクニシャンだった。

けれど、そんなことは知らない望は自分の身体に今起こっていることを考えると頭がおかしくなりそうだった。

感情ではイヤだ!と思っているのに自分の下半身は気持ちよくなってしまっているという矛盾に混乱していた。

状況的に逃げ出すこともできずに、望は痴漢に下着の中にまで手を入れられても抵抗することができなかった。

得体の知れない恐怖感を感じて望は身動き取れなくなっていた。

痴漢の指が本来そこにはありえない異物を発見し一瞬止まった。

痴漢にロングローターを膣内から引き抜かれてしまった時、

「いやぁーっ」

と望が小さく声を漏らしてしまったのは、電源を切って中に入れていたロングローターを抜かれた時にゾクリと感じてしまったからだった。

それを痴漢に引き抜かれてしまった望はまた中になにか入れて欲しいような感覚に襲われた。

身体は目先の快感を求めていて、触って確かめてみなくてもわかるくらいあそこは濡れていた。

痴漢がスイッチを入れたロングローターと指で刺激してくるものだから、望は声を出さないようにすることに必死になっていた。

痴漢のその指遣いは巧みで望はそのうち足ががくがくして立っているのがつらくなってきた。

電車の中で妙な声を出してしまい周囲の人に聞かれたら恥ずかしいと望は思った。

声を殺していても望が痴漢にされていることに気がついて見ている人がもしかしたらいるかもしれないと思うと強烈に恥ずかしくなってきたけれども、そう思えば思うほど望は感じてしまっていた。

望は、Mの快感に目覚めていた。

痴漢は望が張りついている側の電車のドアが開く駅に到着する直前に振動したままのロングローターを望の中に押しこんできた。

電車のドアが開いたら望はもじもじしながらも階段下ってトイレを目指した。

またもや当然のごとく男子トイレに入ろうとしたら出入り口で、

「お嬢さん、こっちは男子トイレですよ」

男子トイレから出てくるところだった人のよさげなおじさんに、間違えて女の子が入ってきたと思われて注意された。

望はようやく今の自分は女子トイレに入らなければならないことに気がついた。

「すいません。間違えました」

と注意してきたおじさんに言って、抵抗感を感じながらも望は女子トイレの方へ入って行った。

望の男としての意識は不本意ながら、女装して女子トイレに入りこんだ変質者にでもなったように感じていた。

空いていた奥の個室に入ったら、望は振動しているロングローターを抜き出してスイッチを切って消毒してからピンクのポーチの中にしまった。

そんな物を入れて歩いていたことの方がよほど変態なのに、望は男の自分が女子トイレに入っているということに不安感を感じていた。

変身サプリメントによって女の子に変身中なのだから、今の望が女子トイレを使用することは当たり前のことなのに拒絶感があった。

本当は、痴漢にいじくりまわされたところをなんとかしたかったのに、他に使用者がいる女子トイレでオナニーする勇気は望にはなかった。

本当に変質者になってしまう。

ぬるついたそこをポケットティッシュで拭って個室を出たら、手を洗って望はトイレを出て行った。

もうどうにも落ち着かない状態で電車を乗り継いで帰るまで、望は気がヘンになりそうだった。

電車ではなぜかずっと痴漢に遭い続けていた。

ようやく自分の降りるべき駅で望が降りた時には下着がぐしょぐしょに濡れていた。

帰り道にある100円ショップで単三電池だけ買って、望はもじもじしながらも自分の部屋へと急いで帰った。
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Posted on 2007/06/02 Sat. 21:42 [edit]

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変身サプリメント~被験者望の場合21~ 

望はぼんやりしながらも偶然目に入った壁掛け時計の指し示している時刻を見てはっとした。

「ヤバ!変身サプリメント飲まないと!!」

変身サプリメントの効力は24時間であったため、被験二日目の今日は午後二時までに飲まなければならなかった。

股間にバイブ突っ込んだままでバッグの中から変身サプリメントの入ったピルケースを取り出して、望はあわてて一粒飲みこんだ。

時刻はもうじき二時になろうとしていた。

被験中は変身が途切れることなく持続するように前回変身サプリメントを飲んだ時間よりも前に次のサプリメントを飲むことになっていた。

なんとか間に合ったようで望は変身が解けることなく女の子の姿に変身したままだった。

部屋に帰って来てからずっとオナニーし続けていたものの、

「お腹すいたな~」

変身サプリメントのことで正気を取り戻した望は空腹感を感じて、バイブのスイッチを切って抜き取り、消毒して電池を抜き取ってピンクのポーチの中にしまいこんだ。

濡れてしまっていた女物の白いパンツは乾いて汚れてしまっていて、それを再び履くのはためらわれて、望は自分のトランクスを出して履いてしまった。

下着は被験中、一日一組ずつ用意されていたから、新しい物を履いてしまえば最終日に履く下着がなくなってしまうからだった。

どういうわけか着用した衣類は洗濯せずに返却するように指示された。

望はトランクスを上がるとこまで引っ張り上げてしまって、困った状態になってしまった。

股の部分がわれめに挟まってしまっていた。

女物の下着になぜトランクス型の物がないのかを望は身を持って知ることになってしまった。

結局、望はトランクスを脱ぎ捨てて、全裸のままで台所に立ちインスタントラーメンを作って食べた。

食事して落ち着いて考えてみたら、昨日、今日、望に起こったことはありえないことばかりだった。

それでも、今の自分の身体が男ではなくて女の子であるということは、望にもようやく認識できるようになってきた。

それは、あくまで変身サプリメントの被験中だけのことであって、本来の自分は男であるという認識にゆるぎはなかったのだけれども…。

望は小さい方のバッグから被験中やることが書かれている用紙を取り出して目を通してうんざりした顔をした。

「なんか変態行為強要されてる気がするのは被害妄想?」

日曜日の明日は渋谷のデパートの下着売り場で女物の下着上下一組を売り場の係員にサイズ測定してもらって買うことを指示されていた。

自分は男という意識がある望にはそれは変態行為の強要としか思えなかった。

木曜日まで女の子なら当たり前だけど男の望が抵抗を感じるような活動指示が毎日あり、望は憂鬱になってきた。

テレビ見たりして望はその日はずっと部屋の中に閉じこもっていた。

出かける気になどなれなかった。

明日のことを考えると…。

Posted on 2007/06/03 Sun. 01:33 [edit]

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変身サプリメント~被験者望の場合22~ 

日曜日、非常に気が進まなかったものの、望は電車に乗って活動指示通り渋谷で買い物をしようとした。

またしても電車内で痴漢に遭ってしまった望は、どうして自分がこんなに頻繁に痴漢に遭ってしまうのかと疑問に思った。

研究所で用意され持たされた女物の着替えは、ミニスカートばかりだったし、露出度の高いものばかりだったのだけれども、そういったことが痴漢に遭う確立をUPさせていることに望は気づいてはいなかった。

しかも、望はドア付近なんかに立っていたものだから、痴漢にねらわれやすい条件はそろっていた。

今日の望の服装は、丈が短めの水色のタンクトップにジーンズ地のタイトなミニスカートだった。

前ボタンを開ければ全開になってしまうそのスカートの裾は深めに開いていたから、気をつけて歩かなければあやうい状態だった。

自分がどれだけ無防備であるのかに気がついてはいない望は、階段の昇り降りの時なんかにパンツ見られてしまっていることなど気がついてはいなかった。

電車が渋谷に到着した時には、望は下着を濡らしてしまっていた。

買い物するように指定されていたデパートに入ると望はまずトイレに行き、トイレットペーパーで濡れてしまった下着とあそこを拭き取った。

女子トイレの個室の中で、望は自己嫌悪を感じて落ちこんだ。

女の子に変身中の望の身体はすっかり男に痴漢されても感じてしまうようになってしまっていたけれども、男としての望の意識はそれがどうしようもなく許せなかったし気色悪いことに思えていた。

でも、望は女子トイレの個室内に長居するわけにはいかなかった。

ドアをノックされてあわてて下着を引き上げて水を流して出てみたら、男子トイレではありえない光景がそこにはあった。

女の子もおばさんも何人もトイレ待ちで並んでいた。

日曜日のお昼頃のデパートの女子トイレがいかに混み合うかなど知るわけのない望にはその行列は異様に思えた。

尿道の長さが男に比べて女の方が短いという身体の構造上、男よりも女の方が一般的には尿意を感じてから我慢できる時間が短いため、週末のデパートや高速のパーキングエリアの女子トイレは混み合い行列ができる。

我慢できないおばちゃんは男子トイレの個室に駆け込むことがあるが、おばちゃんがそういったことを平然とおこなえるのは、年とともに女としての羞恥心が薄れていくだけではなくて、「漏らす」という恥ずかしい行為を防ぐためでもある。

トイレ内の行列に違和感を感じながらも、手を洗って望はデパートの女子トイレから出て行った。

その後、少し離れた所から女性用の下着売り場を見た望は、どうしたものかと深いため息をついた。

なぜ変身サプリメントの被験中にこんなことをやらされなければならないのかと望は理不尽に思っていた。

でも、やり遂げなければバイト料をもらえないし、それは普通のバイトでは得られない金額だった。

望は覚悟を決めて下着売り場内へと入って行った。

羞恥のため顔から火が出る思いだったし、実際に望の顔は赤くなっていた。

Posted on 2007/06/03 Sun. 19:49 [edit]

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変身サプリメント~被験者望の場合23~ 

まるで勝手がわからないものだから、望はデパートの下着売り場内をあてどもなくうろうろしていた。

女物の下着がそこかしこと並んでるし、ぶら下がっていたりもするその売り場で、目のやり場に困ってしまった望はどうしたものかと悩んでいた。

「なにかお探しですか?」

近寄ってきた売り場の女性店員に声をかけられ望はびくりとした。

「あ、あの…ブラジャーとか探してるんですけど…」

望はどもりながらもなんとかそう言えたものの、今までの自分の動きが挙動不審だったような気がして、不審に思われて声をかけられたのではないのだろうかなどと思ったりした。

売り場の店員は、

「正確なサイズを確認するためにサイズをお測りいたしますね」

と言ってポケットからメジャーを取り出し、

「失礼いたします」

とくるりとメジャーを望の身体に巻きつけた。

胸の一番高い位置と胸の下の部分と二度計測された。

「トップ83のアンダー70」

とつぶやきながらその数字をメモした売り場の店員は、

「どのようなデザインの物がお好みですか?ハーフカップ、四分の三カップ、フルカップ、新作デザイン、なにかお探しの物はありますか?」

と言ったが、望にはなんのことやらわからない言葉が出てきて望は困ってしまった。

ブラジャーのカップの種類並べ立てられても、元が男の望にわかるはずがなかった。

黙りこんでしまっている望のタンクトップの胸元見ながら売り場の店員が、

「こちらの寄せて上げるタイプの物はいかがでしょうか?ギュギュッと寄せてカップも1サイズアップできて谷間がきれいにできますよ」

と勧めてきたのは淡い水色のブラジャーだった。

望は一刻も早くこの場を離れたくなっていたため、なんでもいいから早く買って帰ろうと思っていた。

「じゃあ、それ下さい」

と望が言うと、

「ご試着なさった方がよろしいですよ」

と売り場の店員が勧めてきたものだから、断りきれなかった望は試着室へと連れられて行ってしまった。

カーテンで仕切られている試着室には大きな鏡が壁面に設置されていたから、望は自分の全身の姿を見ることになった。

売り場の店員に言われた通りに望は今身につけているタンクトップを脱ぎブラジャーをはずして、試着するブラジャーをつけたらなんだかピチッとしていなくてブラジャーの中身はスカスカしていた。

「いかがですか?ちょっと見せていただいてもよろしいですか?」

そう声をかけてきた売り場の店員は、望の返事を待たずにさっさと試着室のカーテンの中に入ってきた。

「あら、お客様ブラジャーのつけ方が正しくないようなので、ちょっと直させていただきますね」

ささっとブラジャーの横から売り場の店員が手を入れてきたものだから、望はギョッとした。

「前屈みになって脇のお肉をこうして引き寄せてカップの中に収めてしまえばバストになりますから、ブラジャーの装着はこのようになさって下さいね」

そう言いながら売り場の店員は望の両脇から肉を寄せてブラジャーの中に押しこんでしまった。

「ほら、きれいに谷間ができましたでしょう?」

望は唖然としていた。

さっきまではブラジャーつけていても谷間ができるほどボリュームのなかった望の胸には、ささやかながらも谷間ができていた。

「すごい…」

まさしく寄せ上げブラマジックだった。

まさかそれを男の自分が体感することになるとは思ってもみなかったから、望は鏡に映る自分の胸の谷間を見てびっくりしていた。

同時に、女ってこういう風に誤魔化してるもんなんだ…と思ったりしていた。

そういえば、前につきあっていた彼女の胸はブラジャーつけている時は、谷間ができていて大きく見えたのに、ブラジャーはずすと小さく見えた。

そのからくりにようやく望は気がついた。

「これ買います」

と望が言ったら売り場の店員はカーテンの中から出て行った。

身につけていたブラジャーをはずした時になんとなくサイズ表示見たらCカップだった。

それを見て望は微妙な気分だった。

鏡に映っているかわいい女の子がBカップからサイズアップしてCカップになって谷間できちゃうのはいいと思うけど、現実問題としてはそれは変身サプリメントで女の子に変身中の男の望なわけで、男の自分に谷間ができてしまうというのは喜ばしいことではなかったしむしろ気色悪く感じた。

でも、鏡に映っているのはベースは望であってもどこから見ても間違いなく女の子だった。

しばらく鏡の前で苦悩した望は、苦し紛れについに男である「望」と女の子の「のぞみ」を分離して考えることにしてしまった。

変身サプリメントで変身中の女の子の「のぞみ」は男である「望」ではないから自分ではない。

望は強引にそう思いこむことにした。

着替えてカーテン開けて試着室から出たら、売り場の店員はブラジャーとセットになるパンティーを持って待っていた。

「お客様、ブラジャーと一緒にこちらのパンティーもいかがですか?ハイレグタイプとTバッグタイプがございますが?」

望は広げて見せられたそれを見て、

「Tバッグじゃない方のがいいです!」

と即答した。

望は女の子に変身してから土日二日連続で電車内で痴漢に遭い続けているので、尻丸出しのTバッグなどは間違っても選ぶ気にはならなかった。

実は、変身が解ける前に最終日に研究所に行くまでの間、下着が一組足りない状態だったので、今日活動指示通りに下着を買わなければ下着が足りなくなるところだった。

桂木先生から活動資金として渡されていたお金で支払いを済ませてデパートの紙の手提げ袋を手にした望は、下着売り場を出たら階下に向ってエレベーターを下って行った。

お腹がすいていたので、望は近くのファーストフードにでも行く気でいた。

Posted on 2007/06/04 Mon. 20:51 [edit]

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変身サプリメント~被験者望の場合24~ 

望はデパートを出てから、ずいぶんとチラシやティッシュを受け取った。

なんでこんなにチラシやティッシュを渡されるのかは望にはわからなかった。

普段はこんな風に配布している人がいてももらったことなんかないものだから望は不思議に思った。

元が男の望が普段そういった物を配布されないのは当然である。

チラシもティッシュも女性向けのもので、テレクラやツーショットや出会い系の宣伝ティッシュだったり、キャバクラの求人募集のチラシだったりしたから男であった望に配布されるわけがなかった。

変身サプリメントで女の子に変身中だからそういったものを配られたわけである。

チラシは途中で捨てたけど、ポケットティッシュのありがたみを身を持って知ったものだから、望はティッシュはバッグの中にしまいこんだ。

なんだか得した気分だった。

目的地に向って歩いていたら男に声をかけられて「こいつホモか?」と思ったりもしたのだけれども、望はそういえば今は女の子だから、女の子の「のぞみ」が男にナンパされてもおかしくはないのだと気がついた。

「お嬢さん、よろしかったら食事でもご一緒していただけませんか?」

と望に声をかけてきたおじさんは、40代後半くらいの品の良さげな紳士だった。

着ているスーツも決して激安店の一万円の吊るしのスーツなんかではなくて、ブランド物かオーダーかと思われる素材も仕立ても良い物だった。

おもわず望は小さくうなづいてしまっていた。

お腹がすいていて食事しようと思って移動中だったから、金持ってそうなおじさんにナンパされてゴチになってきたら一食分食費が浮くという安易な考えから、望はあっけなく初ナンパについて行ってしまった。

今は男の望じゃなくて女の子の「のぞみ」だから、男にナンパされてもOKなのだと望は思いこもうとした。

けれども、おじさんについて行ってホテルに入って行った時点で望は不安になってきた。

ホテルといってもラブホテルなんかじゃなくて普通のシティホテルだし、昼間だから望はホテルの中まで入ってしまったのだけれども、もしも食事に連れて来られたのではなかったら…と考えると鳥肌が立った。

おじさんはホテル内のレストランへ行き、本当に食事をごちそうしてくれただけで解放してくれたものだから望はほっとした。

「女って得だな~」

ホテルを出てくるまで不安でしょうがなかったくせして、まんまとゴチになるだけなっておじさんとお別れしてこれたものだから、望はそうひとりごとを言って、

「またお腹すいてる時にナンパされたらゴチになってこよう」

などと思ってしまっていた。

一度おいしい思いをすると味をしめるものである。

日曜日の渋谷で、望は女の子の「のぞみ」だと得な点に気がついてしまった。

帰りの電車では運良く座れたものの、望はなんとなくもの足りないような気がした。

自分が痴漢されないことにもの足りなさを感じてしまうようなM女化していることには望が気づくはずもなく、帰りは痴漢に遭わなかったのに下着が濡れてしまっていることに気がついた時、

「暑いから蒸れたとか?」

と望は小首を傾げながらかなり苦しい言い訳を思い浮かべてみたりしていた。

Posted on 2007/06/05 Tue. 00:33 [edit]

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変身サプリメント~被験者望の場合25~ 

月曜日から木曜日まで、変身サプリメントで女の子に変身中の望は活動指示に従って毎日電車に乗って出かけて行った。

月曜日は池袋のデパートの化粧品売り場へ化粧品を買いに行き、美容部員のお姉さんにメイクしてもらったら、素のかわいい顔が美少女顔になってしまってびっくりした。

「女は化けるって言うけど、化粧ってすごいもんだな~」

化粧品を買って売り場を離れた後、望はおもわずそうつぶやいてしまっていた。

平日の昼間からヒマ人はいるもので、望はお腹すいてファーストフード店目指して歩いていたらナンパされてしまった。

若い男だった。

たぶん、大学生とか?

専門学校卒で就職戦線破れたりという状態でフリーター生活していた望は、自分と年の近い男はなんとなくイヤだった。

シカトして歩いて行ったら、今度は30代前半と思われる男にナンパされた。

スーツ着た男は、おそらく営業マンと思われた。

やたら元気で積極的に声をかけてついてくるものだから、

「ご飯おごってくれる?」

と望は言ってしまった。

「なにか食べたいものとかある?」

「なんでもいい」

望はゴチになれるのなら本当になんでもよかった。

男に連れられて行ったインド料理屋でランチした後、望はとっとと帰る気でいたのだけれども、男はもうちょっとつきあって欲しそうだった。

「用事あるから、もう帰らないとならないから」

と言って強引に振り切って望は帰った。

火曜日は渋谷で服を買うように指定されていて、望はおもわずロリ服買ってしまった。

以前から、望はそういうのを女の子が着ているのを見るとかわいく思っていたし、髪は短くてショートカットではあるけれども、女の子に変身中の望は化粧するとロリ系美少女に化けてしまっていたものだから似合いそうな気がしていた。

実際に試着してみたら似合ってしまって、

「もうちょっと髪が長かったらもっとかわいかったかも…」

などと試着室の鏡の前で望はつぶやいてしまった。

鏡の前の女の子の「のぞみ」がどんどんかわいくなっていくのが望はうれしくなっていた。

その一方で、望は電車内で痴漢にイカされてしまうようにまでなってしまっていて、男としての意識では嫌悪感やら気色悪さを感じていたのだけれども、女の子に変身中の身体は感じてしまっていて自己嫌悪に陥っていた。

女の子の「のぞみ」が痴漢に遭って感じてしまっているわけで、男の「望」は関係ないと思いこもうとしてみても、そうそう都合よく気持ちの切り替えができるわけがなかった。

望は嫌悪感は男として感じているものと思っていたけれども、女の子の「のぞみ」でも痴漢に遭えば嫌悪感を感じるということに気づいてはいなかった。

もっとも、女の子の「のぞみ」は「嫌なはずなのに感じちゃう。嫌なのに触って欲しい」というM女化していたものだから、嫌悪感すら快感につなげてしまっていた。

「のぞみ」は無理矢理そんなことをされて感じてしまう自分というのに更に興奮してしまうようになってしまっていた。

性的刺激により女性ホルモンが分泌されることによって、少しずつ望の感情の流れやら思考パターンといったものは女性化しつつあった。

それは、痴漢に遭うことだけではなく、女の子に変身した日から連日望がオナニーし続けていることによって、女性ホルモンが大量分泌されたためである。

脳自体はすでに変身時に女脳になっていたわけだから、21年間の男として生きてきた記憶と心によって今まで望は男であるという認識を持ち続けていた。

けれども、女性ホルモンの大量分泌と男の「望」と女の子の「のぞみ」は別人といった分離を心の中でおこなったことによって、望は女の子の「のぞみ」としての意識も持つようになってしまっていた。

男の「望」の身勝手な考えが二重人格化を引き起こしてしまっていた。

Posted on 2007/06/05 Tue. 20:54 [edit]

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変身サプリメント~被験者望の場合26~ 

水曜日は新宿のあるホテルのバーに飲みに出かけるようにと指示されていたため、望は白いミニのワンピースを着て一緒にバッグの中に入っていた白いパンプスを履いて夜になってから出かけて行った。

カウンターで一人で飲んでいたら、オーダーしていないカクテルを前に置かれて望は、

「あの…これ頼んでないです」

と言った。

バーテンが、

「あちらのお客様からです」

と言って目を向けた方に望も目を向けて見たら、40代前半くらいかと思われる男が座っていた。

カッコイイ…。

望はおもわずそう思ってしまった。

座っていても身長が高いことは予想された。

肩幅が広く、日焼けした肌は日サロなんかで焼いたのではなく、スポーツなどで自然と日焼けしたように思われた。

きちんとセットされた艶やかな黒髪、きれいな額際、眉目秀麗とはこういう顔立ちのことをいうのだと男の端正な顔立ちを見て望は思った。

それに、なんとなく俳優のような強いオーラみたいなものを感じた。

男の望が見てもカッコイイと思ってしまうような男は、望に近づいてきて、

「お嬢さん、隣に座ってもいいですか?」

と言った。

望はうなずいてしまった。

望の左側の席に座った男は次々望にカクテルを勧めてきた。

どうせおごりだから飲めるだけ飲んでやるという気で望はいたから、その甘くて口当たりはいいけれどもアルコール度の高いショートカクテルをあっという間に飲み干してしまった。

もちろん、そんな強いお酒とは知らずに…。

望はどちらかというとお酒は弱い方だったものだから、たちまち酔っ払って眠くなってしまった。

「酔っ払っちゃったみたいなんで帰ります」

と言って席を立とうとしてよろけた望を男は支えて椅子に座らせて、

「送りますよ」

と言った。

男が支払い済ませて、すっかり千鳥足になってしまっている望と一緒にエレベーターに乗った時、男が何階のボタンを押していたかなんてことはまるで望は気がつかず男にもたれかかっていた。

望は男のウッディー系の落ち着いた感じのオーデコロンの香りを心地良く感じながら眠気に負けて眠ってしまった。

エレベーターは1階ではなくて客室フロアーで止まり、男は眠ってしまった望を抱き上げて部屋へと向っていった。

Posted on 2007/06/05 Tue. 21:53 [edit]

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変身サプリメント~被験者望の場合27~ 

意識を取り戻した時、望は現状把握した途端呆然とした。

男とやってしまった。

ありえないと思いながらも、望の股間から流れ出ている白い液体は望がよく知っているもので、男とやってしまった確かな証拠だった。

本来なら精液など、自分が放出するものであって中に出されてしまうようなものではなかったはずなのに…。

しかも信じられないことに、無理矢理やられてしまったわけではなくて、触られているうちに気持ちよくなってしまってなし崩しにやってしまったようだった。

冷静になってみると望は自分がやってしまったことがおそろしくなってきた。

望が酔っ払ってエレベーター内で眠ってしまったのを男は自分の宿泊している部屋に運んだけれども、寝ている間に手を出したりはしなかった。

望が目を覚ましてから服の上から少しずつ触ってきて…望はキスされてしまった。

酔っていたからか相手が男であることはその時あまり気にならずに気持ちよくなってしまい、望は抵抗することなく男に服を脱がされ…途中から記憶が抜けているけれども、気がついたら男とやってしまったと思われる状況証拠は残っていた。
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Posted on 2007/06/06 Wed. 00:44 [edit]

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変身サプリメント~被験者望の場合28~ 

電車に乗った望はドア前にぼんやりと立っていた。

男とやってしまった上に現金受け取ってしまって、事実上、援助交際をしてしまったということにかなりの衝撃を受けていた。

またしても電車内で痴漢に遭ってしまったことなど、どうでもいいことに思えるくらいホテルで起こった出来事の方がショックだった。

変身サプリメントで女の子に変身中とはいえ。元はノーマルの男の「望」が男とやってしまったということは、精神的にはホモ行為でしかなかった。

けれども、自己嫌悪に陥っていた望は、落ちこんでばかりもいられなくなった。

今夜の痴漢は一人ではなかった。

二人がかりで痴漢は望の身体をまさぐってきた。

痴漢されて感じてしまっていることに嫌悪感を感じながらも望は頭の中が真っ白になった瞬間、意識が飛んだ。

気がついたら望は、電車を降りて駅を出て男二人に両脇から支えられて歩いていた。

両脇から望を支えていたのはさっきまで電車内で望に痴漢行為をはたらいていた男たちだった。

その駅のすぐそばにはホテル街があって、望はラブホテルに連れこまれてしまった。

まだ酔いが残っていたし、おそらく電車内で痴漢された時にイってしまった時の余韻が残っていて、

「いやだ…」

と言いながらも誰かに助けを求めることなど思いつくこともなく、望は部屋の中まで連れこまれてしまった。

男の一人にベッドに押し倒されてスカートの下に手を入れられて、

「やめて!」

と望は叫んだ。

けれども、20代後半と思われる男は、望の下着の中に指を入れて、

「電車で痴漢されてこんなに濡らして挙句の果てにイッちゃうような淫乱女がここまで来て、やめて!はないだろ?」

とニヤリと笑って言った。

男に指でいじられてチュプチュプとあそこが水音鳴らしているのが聞えてきて、望は恥ずかしくなって顔を赤く染めた。

同年代と思われるもう一人の男は、

「この子M女っぽいから、SMとかレイププレイでも楽しみたいんじゃないの?」

などととんでもないことを言い出した。

それを聞いてなぜか望は腰骨のあたりがゾクリとするのを感じた。

無理矢理服を脱がされている間、

「イヤーッ!」

「ヤメテー!」

と望は本気で嫌がって抵抗しながら叫び続けていた。

男たちは、

「ヤベー、なんかすげぇいい」

「興奮してきた」

などと言って益々やる気満々になってしまっていた。

男の「望」は恐怖感やら嫌悪感でパニック状態だったのだけれども、痴漢男二人に攻めたてられて一回イったと同時に意識をなくしてしまった。

Posted on 2007/06/06 Wed. 21:39 [edit]

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変身サプリメント~被験者望の場合29~ 

イッた瞬間、男の「望」の代わりに女の子の「のぞみ」の方が出現した。

さっきまで嫌がっていたのに、いきなり目隠しや拘束や言葉責めやバイブの使用を自ら求めてきた女の子の豹変ぶりに男たちは驚いた。

それでも楽しめるならなんでもよかったものだから、痴漢男たちはSMプレイをはじめてしまった。

「のぞみ」はアナル調教までされてしまって、男二人に前も後ろも犯されて、乱れに乱れてイキまくってしまった。

そのうちベッドの上で失神したまま眠ってしまった望を残して痴漢男たちは部屋を出て行った。

ホテルには休憩ではなくて宿泊で入室していたのだが、電車で痴漢した上にホテルに連れこんで、最初はレイプ同然にやってしまった気まずさから、やるだけやったら痴漢男たちは始発の時間になると望を置いて逃げ出してしまったのである。

望は目を覚ました時、違和感を感じた。

股間を探ってみて少量だけど血を見てパニック状態に陥った。

「なんで!?」

それにカピカピに乾いている表面部分ととろんとしている部分があって、指に付着した粘性の白い液体を見た瞬間、望は気が遠くなりそうだった。

痴漢二人にホテルに連れこまれて攻められているうちにイってしまってから記憶がない。

でも、その後記憶がない間ににとんでもないことをされてしまったらしいことは、身体に残る痛みと膣内外に残っている精液やお尻の穴から流れ出た精液とそれにわずかに混じっている血で想像はついた。

とてつもない嫌悪感に襲われて、望は一瞬死にたいと思ってしまった。

昨夜はそんなことするつもりはなかったのに望は男と初めてやってしまって、しかも事実上それは援助交際で、その後痴漢にラブホテルに連れこまれてやり逃げされてしまった。

ありえない…。

望は自分の身に起こったことを全部否定したかった。

けれども、痴漢の男の一人が巨根の持ち主であったせいか?太目のバイブで長時間責められたせいか?なんてことは男の「望」に記憶がないからわからなかったのだけれども、望のあそこは痺れてなにか太いモノを入れて欲しいような感覚にうずいていた。

ベッドの上に乗っていた太めのバイブを発見した望はバイブでオナニーしてしまった。

バイブでオナニーするのはOKだけど、男に触られたり犯されたりして感じてしまうのは、男の「望」には許せなかったものだから、別人格として分離されてしまっていた女の子の「のぞみ」は、痴漢に遭って感じてしまうようなM女でアブノーマルな快感でもなんでも気持ちいいこと大好きという女の子になっていた。

どうして女の子の「のぞみ」がそういう風になったかというと、男の「望」が男として都合の悪い部分を「のぞみ」に押しつけてしまったからである。

オナニーの際に望はけっこうアブノーマルなシチュエーションの妄想浮かべてしていることがあったのだけれども、そういった恥ずかしい部分を女の子の「のぞみ」に押しつけた結果、「のぞみ」の人格は淫乱なM女と化していた。

太めのバイブでイってしまった望は、シャワーを浴びて下着や服を身につけたら一度自分の部屋に帰った。

着替えてから木曜日の活動指示に従って、外出しなければならなかったからである。

木曜日の活動指示は、六本木にあるハプニングバーに出かけて行くことだった。

どうして連日こんなことをさせられて事後報告しなければならないのかは、望には謎だったのだけれども、男にやられてしまったことは絶対言わない!と望は心に決めていた。

Posted on 2007/06/06 Wed. 22:01 [edit]

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変身サプリメント~被験者望の場合30~ 

望は自分の部屋に帰るとどっと疲れを感じて夕方まで眠ってしまった。

座れた時以外はなぜか望は毎回電車内で痴漢に遭っていたし、昨夜はもっととんでもない目にもあってしまったものだから、心身ともに疲労しきっていた。

夜9時までに六本木にある某ハプニングバーまで行くようにと活動指示があったので、望は夕方目が覚めてから食事してシャワーを浴びた。

そして、お風呂場でちょっとだけ伸びていた腋毛を剃った。

変身サプリメントで女の子に変身中のこの一週間、ひげは生えないから剃る必要はなかったものの腋毛は剃らなければならなかった。

研究所で最初に看護師の片山さんに腋毛を剃られてしまった時は、剃られて毛がなくなってしまったのを恥ずかしく思ったのに、今の望は腋毛が伸びているわきの下を見られてしまうのが恥ずかしくなっていた。

無意識のうちに望の感覚は女性化していた。

化粧すると鏡の中の女の子が美少女に化けてしまうのがうれしくなっていたものだから、望は化粧品を買ってからは毎日きちんと化粧していた。

活動指示で行動する以外に男にナンパされて食事をゴチになってきてしまっていたし、かわいい服やアクセサリーを見ると望は気になるようにもなってしまっていた。

金曜日には変身サプリメントの被験終了して、変身が解けて男に戻るのだから女物の服やアクセサリーを買っても無駄だと気がついて、うっかりかわいい服を試着してしまったりしても購入には到らなかったが…。

鏡の中の美少女を望はすっかり気に入っていた。

望は変身中の女の子の姿を男の自分ではない者と思いこむことにしてしまっていたのだけれども、それが二重人格化してしまった一因であることには気がついてはいなかったし、自分が二重人格化していることすら気づいてはいなかった。

望は女の子の「のぞみ」という人格が自分の中に形成されてしまったことを知らなかった。

男の「望」は記憶のない空白の時間は、気を失っていたからという風に考えていた。

その間に女の子の「のぞみ」が出現して、男の「望」が耐えがたいと思うような行為をおこなっていたのに…。
-- 続きを読む --

Posted on 2007/06/07 Thu. 23:18 [edit]

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