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『鬼畜の戯言』菊池乱☆出版社の倒産により現在電子書籍配信ストップ中

秘密クラブからレンタルされる豊胸女装美少年レンタルドールシリーズ(SF/SM/BL/ML/JUNE/GID/女装/TS/etcな小説)言論と表現の自由を守ろう!不当なネット規制反対!不適切な規制は解除すべきです!!
 

ソドムの公園 1

「うちの近所にソドムの公園がある」「え?」 友達にそう言われても、私にはなんのことだかわからなかった。「すごいから、一度金曜の深夜にこっそりのぞきに行ってごらんよ」 そう私に勧めた友達は、なんだかニヤニヤしていた。 私は、気になってのぞきに行ってしまった。 友達が「すごい」と言ったのが、どういう意味なのかもよくわからないまま……。 金曜の深夜、こっそり友達の言っていた公園へと出かけていった。 8月の...
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ソドムの公園 2

 私は見てはいけないものを見てしまった。 行くんじゃなかったと後悔してみてももう遅い。 私はあの公園で自分の目で、彼のあの姿を見てしまったのだ。 あの光景がしっかりと目に焼きついている。 でも、動揺はしていても、私は彼と別れようとは考えてはいなかった。 いろんな疑問で頭の中はいっぱいで、混乱しているのは確かなのだけど……。 彼は男の人が好きなの? 彼は男の人と付き合ってたりするの? いつも金曜の夜は...
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ソドムの公園 3

 今日は土曜日、私が彼の部屋に泊まりに行く日。 何食わぬ顔していつも通り出かけていくつもりでいる。 何も見なかったかのように、いつも通り一緒に過ごせるかどうかはわからないけど・・・。 不安な気持ちを抱えたまま彼の部屋を訪ねた。 それでも、土日はいつも通り過ごせた。 私も彼も。 彼は、私に金曜の夜のあの姿を見られていたなんてことは知らない。 私は、素知らぬ振りしていられるかどうか内心ずっと不安だった...
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ソドムの公園 4

 金曜の深夜は、私は毎週あのソドムの公園へ通うようになった。 私はこっそり木陰から公園の様子を覗き見しているだけ。  彼はいる時といない時があった。  あの公園にいる時は私の目は彼の姿をすぐにみつけた。  私の方が彼のことを好きで好きでアタックしてつきあった。  今でも外で待ち合わせしたら私の方が先に彼をみつける。  あの公園ではいつも彼の方が犯されているけどいつも相手は違った。  顔はよく覚えて...
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ソドムの公園 5

 週一だけだし、どうせ彼はあの公園に行くのだから、私が金曜の夜に何をしてようがバレはしない。 バレたらまずいようなことしてはいるけど、これは彼のため。 私はあの公園に彼を行かせないための作戦決行中。 有効かどうかは試してみないとわからないけど・・・。 夜の求人情報誌を見て、『舐めない、脱がない、触らせない』と募集広告に書かれていたお店に私はアルバイトの面接に行った。 そのお店は、本当にそういうお店...
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ソドムの公園 6

「これ、どうかな~?」 ミニスカ白衣を着て見せたら、「それ、どうしたの?」と彼に訊かれた。「友達が買ってみたら、サイズ合わなかったからくれたの~」と明るい口調で私はうそをついた。「ふ~ん」と言って彼は私の言葉を疑うこともなく、微妙な丈の白衣の裾のあたりを見ていた。 しばらく、白衣着たままベッドの上でいちゃいちゃしていたのだけど、「は~い、診察しますから脱いで下さいね~」と言って私は彼の服を脱がせ始...
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ソドムの公園 最終回

 金曜の夜、あの公園にはやはり彼の姿があった。 私の予感は的中した。 でも、あきらめない。 あきらめの悪い私は次の策を練ることにした。 そして、最近の私はあやしげなお店に出入りしている。 とりあえずは実物見て触ってみないと納得できないから。「高いな~」とおもわず声に出して言ってしまった。 それでも、握った時の触感は高いものの方がやっぱり本物に近いような気がした。 これだと思った商品名をメモしておい...
Theme : 小説 * Genre : 小説・文学 * Category : 『ソドムの公園』
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