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『鬼畜の戯言』菊池乱☆出版社の倒産により現在電子書籍配信ストップ中

秘密クラブからレンタルされる豊胸女装美少年レンタルドールシリーズ(SF/SM/BL/ML/JUNE/GID/女装/TS/etcな小説)言論と表現の自由を守ろう!不当なネット規制反対!不適切な規制は解除すべきです!!

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2015年12月24日

こねこ時計 ver.3

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うちのわんこ~レンタルドール外伝~ 

 週末はドールたちの稼ぎ時なもんだから、土日はダンスレッスンなんて必要ない。
 休日だ。
 だから、クラブのダンス教師として雇われている僕は、金曜の夜から物置代わりに借りているぼろアパートに帰る。
 今の給料ならもうちょっとマシな部屋を借りられるんだけど、あえて学生街にあるぼろアパートを選んだ。
 二階建ての木造の築年数は僕の年齢よりいっちゃってるこのアパートは、すぐ隣に大家さんが住んでいる。
 一軒家に住む人の好い老夫婦は庭で犬を飼っている。
 犬の鳴き声がうるさく思われる時もあるけど、防犯にもなるからまあいいかと思うことにしている。
 それなりに資産価値のある物をしまってあるから、留守中に泥棒に入られたりすると困るのだ。
 中途半端にいいマンションに住んじゃうと中国人窃盗団に狙われたりする可能性もあるから、貧乏学生が住むようなぼろアパートの方が留守がちな僕には逆に安全だったりする。
 ひさしぶりに帰宅した僕はドア前にしゃがみこんでいるわんこ発見して、
「外で会う約束してたのに、なんで部屋まで来るかなぁ?」
とわざと迷惑そうな声色で言ってやった。
「ごめんなさい。でも、早く会いたくて……」
と足元に抱きついてきたうちのかわいいわんこに、
「邪魔!部屋に入れない」
と冷たく言い放って軽く蹴りを入れてやった。
 ころんと転げる姿がかわいらしい。
 ちょっとうらみがましい顔して見上げてくるけど、無視して鍵を開けてさっさとアパートの部屋の中に入った。
 当然のように後からわんこは入って来たけど、
「お邪魔します」
と言って上がったら脱いだ靴はきちんと揃えた。
 僕がしつけた。
 これくらいは基本中の基本だ。
「薫センセ~、オレの部屋広いよ~。新築できれいだし」
 日焼けした黄ばんだ4畳半の畳を見ながらそう言う生意気わんこがその先に言う言葉はいつも同じ。
「一緒に暮らそうよ~。週末だけでも」
 僕はいつもは適当にはぐらかしてしまうのだけど、
「ちゃんと大学卒業して就職したら考えてあげてもいいよ」
ときまぐれにそう答えた。
「ほんとに!?」
 うれしそうに正面から抱きついてきたうちのわんこは、ちょうど僕の肩に顎が乗る程度の身長なものだから首筋に息が吹きかかる。
 そのお尻に生えているはずの見えない尻尾が、パタパタとせわしなく振られているのがなぜか僕には見えてしまう。
 おもわずくすくす笑ってしまった。
 こんな元気なわんこはタイプじゃなかったはずなのに、かわいくて仕方がなくなってしまったなんて、ヤキが回ったとでも言うのだろうか?
 図に乗って首筋にキスしてきたわんこに、
「お座り!」
と命令するとすぐに条件反射で犬のように座った。
「お回り!」
でくるっと回った。
「チンチン!」
の命令でズボンのチャック開けてもうビンビンになっているそれをうちのわんこは取り出した。
 期待に目を輝かせているけど、僕がそんなに簡単にご褒美あげたりしないのはいつものことなのに懲りないおバカなわんこは前も後も元気に尻尾を振っている。
 僕はズボンのポケットの中から取り出したリングをすばやくわんこのそり勃っているそれの根元にカチリとはめてやった。
 ドール上がりなもんだから、大きさは標準サイズでもきれいなピンク色している。
 これは色素沈着するような事柄でもしなければ一生ピンクのまま。
 ハタチ過ぎた男のモノがこういう状態のままっていうのは気の毒かもしれないけど、それに相当するだけの代償は受け取っているのだからしょうがない。
「薫センセー、ひど~い!イタイッ!取って!!」
という抗議の声は受け付けないよ。
 だって、僕はサディストだから。
 それでもいいって言ったおまえが悪い。
「ひどくないよ、それが僕の愛情表現なんだから。嫌なら他当たれ!」
と言ったら、
「オレって薫センセーのなに?」
と訊いてきた。
「わんこ」
 即答してやったらうちのわんこはがっくりうなだれた。
「ん~、訂正。愛犬だよ」
 ちょっとかわいそうになって訂正してみた。
「やっぱり犬なわけ?」
「まだわんこがお似合い」
「しつも~ん!彼氏昇格って可能性有り?」
「おまえのがんばり次第」
「オレ、がんばる!がんばるから!!」
 途端にパァーッと表情が明るくなったうちのわんこはそう言った。
 そうだね、マジでがんばって。
 おまえにがんばってもらわないと僕も困るんだよ。
 脱がなきゃ男に見えるとはいえ、戸籍は女のままの性同一性障害のFtMトランスジェンダーでゲイなんて奇妙な生き物の僕は、好きな男と結婚するために戸籍の性別変更わざとしないという確信犯。
 タイプじゃなかったはずの女顔のドール上がりの男でも、かわいいわんこなら一生飼ってやるのも悪くはないかもしれないなんて思い始めている僕はどうかしている。
『それでも、おまえが思っているよりは、愛してるよ』
 口に出しては言ってやらないけどね。
 その代わりに、屈んで座り込んでいるうちの愛しのわんこにキスしてやった。(Fin)


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Posted on 2008/09/29 Mon. 19:57 [edit]

どこまでもおまえと一緒に(前編)~レンタルドール外伝~ 

 休みの日、僕はわんこの部屋に遊びに来ていた。
 僕が物置代わりに借りている部屋よりずっと新しくてきれいな部屋は、片付いているとは言い難いけれども、完璧に片付き過ぎている部屋よりは居心地がいい。
 他人の部屋なのになぜかくつろげる。
 土日は特別なことでもなければ休みと決まっているクラブのダンス教師の僕は、ドール卒業した後、なんとか大学生になれたわんこと会うことが多い。
 それでも、わんこは恋人ではない。
 かわいいペット程度で抑えておけば痛手は少ない。
 だから、わんこ扱いにしておく。
 彼氏昇格願ってるわんこには悪いけど、まだ選択の余地は残していたりする。
 年食ってからの恋愛の方がダメになった時ダメージ大きいことに気づいたあたりから予防線張るようになった僕はずるいおとな。
 お気に入りの紅茶を自分で淹れてソファでくつろいでいたら、ネットで何か検索してのぞいて回っていたわんこが突然、
「薫先生ってタイで手術した時に子宮と卵巣取っちゃったの?」
と訊いてきた。
 僕はわんこの方へ近づいて行きながら、
「取ってない。万が一の時のために」
と答えた。
 そしたら、
「万が一の時って?子供産む時とか?」
などとのたまったわんこの後頭部を僕は拳で殴ってやった。
「ば~か。僕が子供産むために子宮や卵巣残しておくわけないだろが!どこ見て言ってるん…」
と言いかけて、わんこのパソコンの画面に開かれているサイトに気がついた。
 FtMの性別適合手術に関するページが開かれていた。
「いてて…せんせ、オレますますおばかになっちゃうよ~」
とおおげさに頭をおさえているわんこに、
「なんでこんなもん見ている?」
と僕は訊ねた。
「薫先生のこと知りたいから」
と答えたわんこは抱きしめたくなるほどかわいくて、おもわず暴走しそうになった。
 それでも、かろうじて理性のかけらでもって押しとどめて、
「訊けば教えてやる」
とだけ僕は言った。
 まさか、わんこ相手にまじめにジェンダーについてレクチャーすることになるとは思わなかった。
 基本的なことだけ知っていてくれればそれでいいと思ってたから。
 理解まで求めるのはこころのどこかであきらめてしまっていた僕がいた。
 単にGID(性同一性障害)のFtMなだけでなく、僕の場合は性指向だか性嗜好なんかも特異なケースで自分でも男女の性別どうこうより前に「属性は変態です」と自己紹介した方が早いような気がするほどなのだ。
 ソファの隣に座ってもちょっと間をあけてお互い向かい合う姿勢で話を始めた。
「FtM-GIDとはどういう状態の人のことをいうのかは前に教えたよな?」
と僕が確認すると、
「えっと…心の性と身体の性別が異なる状態で、生まれ育った身体は女の人なんだけど心は男って状態で…手術済みの薫先生みたいな人のことも含めての総称?」
という答えがわんこから返って来た。
「そう、僕みたいなのはGender Identity DisorderのFemale to Maleといって、おまえが覚えてた状態のことをいう。ただし、心と身体の性別と性指向は別物で、GID以外の男女にホモセクシャルもいればレズビアンやバイセクシャルもいるようにGIDの中にも同様にそういう性指向を持つ人がいるわけで、僕の場合は自分のことを男と認識しているのに、恋愛も性的興奮を感じる対象も男。男として男に恋するし発情したりもするわけだが、残念ながら手術でつけたしょんべんホースじゃおまえのケツ掘ったりとか出来ないから、代りにいろいろ使うわけだ」
と説明していたら、
「薫先生、ゲイのタチというよりドSだからアブノーマルセックス極めちゃってるかも~?」
とわんこが茶々入れて来たから、
「次にケツに突っ込んでやるのは腕がいいのか?それとも、浣腸後、拳よりもでかい電動アナルプラグ突っ込んで腹痛と快感同時に味あわせて欲しいのか?」
と言ってやった。
 青ざめながら、
「普通にペニスバンドがいいですぅ」
と答えたわんこの言葉にうっかり吹いてしまった。
「薫先生、なに笑ってるの?」
 きょとんとしているわんこが愛おしい。
 タチなのに僕の手術で造った男性器は、セックスの際に挿入出来るように勃起したりはしないのだ。
 だから、最後は体を繋げる形を望むなら特注のペニスバンドを使うしかない。
 それをうちのわんこは「普通にペニスバンドがいいですぅ」なんて答えたのだ。
 ペニスバンドを使ったセックスは全然普通じゃないのは変態の僕にだってわかってる。
 だから、それを「普通」と言ってくれるわんこがかわいくてたまらなかった。
 僕たちにはそれが普通。
 だけど、それを普通とは思ってはくれない人たちが絶対多数だ。
 僕は子宮と卵巣残して外性器の形成する形でタイで性転換手術して来た本当の理由をわんこに話すのはやめておこうと思った。
 僕とは違ってわんこの方は元はノーマルの男で、まだ絶対多数側に戻れるチャンスはあるはずだから……。(続く)


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Posted on 2008/10/16 Thu. 22:48 [edit]

どこまでもおまえと一緒に(後編)~レンタルドール外伝~ 

「喉乾いた」
とわんこがおねだりの時の目つきで言ったから、最近わんこがはまっているミントティーを淹れてやった。
 大きめのティーポットから揃いのティーカップにではなく、わんこのお気に入りのディズニーキャラクターのマグカップに八分目まで注いでやると、
「あつっ!」
とすぐにマグカップを手にして口をつけたわんこはあわててカップをテーブルに置いた。
 猫舌のくせしてカップにすぐに口をつけてしまうところは学習能力無さ過ぎる。
「ちゃんと冷ましてから飲みなさい」
「らって~」
と不服そうな顔して言ったそれは舌を冷まそうとまるで犬のようにべろんと出されているから発音が変。
 それでも、そんなとこまでかわいく思えるようになってしまったなんて、僕の頭もそうとうおめでたくなっている。
 僕好みの男は、黒髪でオールバックが似合う人だったはずなのに……わんこのさらさらの前髪の毛先が揺れるのをなんとなく目が追ってしまう。
 茶髪嫌いだったのに、色白で目の色も茶色い全体的に色素が薄い感じのわんこの天然茶髪はかわいらしく見えるから不思議だ。
「薫先生が子宮と卵巣取らなかったのはなんでなの?」
 うっかり見とれていたら、いきなりわんこが本題口にしてちょっと焦った。
 内心はぐらかしてしまおうかと思ったりもしていた。
 本当の理由全部話してしまったら、僕は……
「ねぇ、訊いたら教えてくれるってさっき言ったでしょ?なんで薫先生黙ってるの?」
とわんこが不審そうにそう言うのを聞いて、適当に嘘つけばよかったのに考え込んでしまった僕はしばらく黙りこんでしまったことを後悔した。
「別に……おまえのおバカな頭にもわかるようにどう説明しようか考えていたところだ」
「ひど~い!」
とわんこは抗議してきたけど、
「おまえ、マラウイって国知ってるか?」
と素知らぬ顔して訊ねてみた。
「え?なに?どこにある国?」
 予想通りの反応に苦笑しながら、
「アフリカだ。タンザニア、モザンビーク、ノーザンビーク、ザンビアに囲まれた北海道と九州合わせたくらいの領土の小さな国。そして、世界の最貧国の一つだ」
と僕は簡単に説明してやった。
「タンザニアやモザンビークはわかるけど、マラウイは知らない」
とわんこは小声でつぶやいた。
 社会か地理の授業で習っているはずなのに、
「忘れてた」
じゃなくて、
「知らない」
という言葉が出てしまうほど日本では知名度の低い国。
 貧しいだけではなくHIVが蔓延しておりエイズで亡くなる人が多いため、国民の平均寿命が40才に満たないなんて状態の国。
「そこへ僕は昔行って来た。海外協力隊で」
「え!?」
 わんこの驚きの理由はわからないけど、僕はさっさと本題に入って、りこの話しを終わらせてしまうことにした。
「現地で知り合った日本人男性の一人が実は性同一性障害…MtF‐GIDの方でびっくりしたんだ。だけど、彼女は正規ルートでの治療無しで、海外協力隊の応募後からホルモン剤の摂取を始めて向こうで女性化していった」
 そこまで一気に話してしまった僕は一呼吸置いて、
「だけど、体調崩してリタイアして帰国したんだ。なんでかわかるか?」
とわんこに訊ねてみた。
「わかんない」
と言うわんこに、
「流通経路の問題でホルモン剤を途中入手出来なくなったことがあったからだ。女性ホルモンが手に入らなくなった時には既に女性ホルモンと男性ホルモンを製造分泌する睾丸が正常に機能しない段階まで男性機能が破壊された状態になっていた。見た目は女らしくなっても、体内のホルモン不足で自分の心身の健康状態すら保つことが出来ないトランスジェンダーであるMtF‐GIDの場合、一生ホルモン摂取し続ける必要性がある。だから、トランスしても僕が卵巣と子宮取ってしまわなかったのは、世界中どこにいてもなにが起きても生きていけるようにするためだ」
と話してやると、
「薫先生、男性ホルモンの注射しに病院通ってるのに卵巣と子宮って……」
とわんこは言いかけて口を濁した。
 わんこの言いたいことはわからないでもない。
「FtM‐GIDの場合は、男性ホルモン摂取している間は身体は男性化していくし、排卵ストップして卵巣機能も低下し子宮内膜も委縮する。そういうわけで僕の身体には子宮と卵巣はあるが生理は止まっている。ただし、MtF-GIDと異なるのは、ホルモンを製造分泌してくれる卵巣機能が壊滅状態というわけじゃなくて低下に留まっているし、男性ホルモンのテストステロンは副腎から分泌されている。だから、万が一僕が注射で補っている男性ホルモンのアンドロゲンを摂取出来ない状況下に置かれても心身ダメージはMtF‐GIDよりは少ないはずだ。この姿で生理がまたくるかと思ったらかなりブルーになるけどさ、ブルーデイだから仕方がないさ」
と僕はわんこが気にしていたであろうことを説明すると軽く肩をすくめてみせた。
 すると、
「薫先生に生理……」
とわんこは絶句した。
 元は性染色体XXの健康な女の身体に生まれたFtM‐GIDの僕は、男性ホルモンの定期摂取と鼻の整形、縮胸手術、それと外性器を男性形に形成する手術をして、見た目は男になっているFtM‐GIDトランスジェンダー。
 しかも、わんこと出会った時にはもう今のこの男の姿だったから、僕に生理がある方がショッキングな出来事のように感じたのかもしれない。
 本来、子宮や卵巣があたりまえにある女の身体がベースになっていると認識していても、やはり見た目に惑わされるのだろう。
 それでも、25の年まで我慢して女として生きてきた僕には、ホルモン剤の摂取始めて身体が変化していくまでの間は毎月生理があった。
 あの出血にどれだけ苦しめられたことか……生理痛とかそういったものより精神的苦痛の方が上回っていた。
 男の僕には生理なんてありえないものなのにと思いながらも、遅れたら遅れたで別の理由で不安になったりもしていた。
 本当はあの問題に直面するまでは、性別適合手術で子宮も卵巣も卵管も全部まとめて内性器の摘出をしてもらう気でいた。
 だけど、それじゃホルモン入手出来ない事態が発生した時死ぬ目に遭うとわかったから予定変更した。
 男性の身体にも女性ホルモンは必要で、それは睾丸で製造分泌されている。
 睾丸を持たない僕の身体から卵巣を摘出すると女性ホルモンも欠乏するわけで、男性ホルモンと女性ホルモンのバランス調整しながらおこなうホルモン投与が途切れたら、女性の更年期障害よりひどい状態に陥る可能性があるのだ。
 戦争や災害が起きれば外国じゃなくても日本にいたってホルモン入手出来なくなる可能性はおおいにある。
 病院も海外輸入のネット通販も当てに出来なくなるだろう。
 すぐに死ぬことはなくても、ホルモン不足のせいで更年期障害のとんでもなく心身ともに不調な日々を送ることになる。
 うつ状態に陥れば自殺という可能性もなきにしもあらず。
 悩みに悩んだ僕は、結局どこにいたってどんな状況下でも絶不調に陥ることなく生きていける状態でいることを選んだ。
 とりあえずおっぱい取って、外性器形成して男子トイレでタチション出来れば良しとしようと思うことにした。
 万が一の時の経血の出口としての穴は閉じるわけにはいかなかったけど、尿道経路を変更して元の尿道口を閉じる手術自体は僕が考えていた通り、性転換大国タイの医師にはそうめんどうなオーダーではなかった。
 こっちはオーダー通りにしてもらうために必死でタイ語覚えてから手術のためにタイまで渡航したわけだけど……。
「薫先生は今の状態で満足なの?」
 長い沈黙の後、わんこの一声で我に返った。
「満足はしていないけど、とりあえず生きてはいける程度には納得している。男に生まれ直してこなけりゃ完璧に僕の希望通りの身体は手に入らないんだから仕方がない」
と答えたら、 
「オレの身体あげられたらいいのに……」
とわんこは大きな瞳を潤ませながらそう言って抱きついてきた。
 今腕の中にあるこの身体は確かにうらやましくは思う。
 多少難有りだけど、健康な…しかも若い男の身体。
 だけど、今はこの身体を欲しいと思う動機は違う。
「ば~か、ドール上がりのピンクのチンコなんかいらね~よ」
と僕はわざと乱暴な言葉で却下した。
「ひど~い!」
と言うわんこの顔を両手で挟み込むとそのまま僕はその唇にくちづけた。
 そして、素直に「気持ちだけでもうれしいよ」とか「ありがとう」とか言えない不器用な大人の僕は、そのままわんこを押し倒した。
『どこまでもおまえと一緒に生きたいから、今の状態もそう悪くはないさ』
 心の中でつぶやいた言葉は本人にはまだ言わないつもりでいる僕はずるいおとな。
 しかも、わんこの涙に濡れた瞳を見て違う方向性で泣かせてやりたくなっている僕はサディストという名の変態だ。
 今夜は愛しのわんこを思う存分鳴かせてやろうと思っている。
「わんこから彼氏に昇格してやろうか?」
という喉元まで出てきかけていた言葉は飲み込んだ。
 いい子にしてたらご褒美ということにしよう。(Fin)


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作者のひとりごと「薫先生×わんこのプレイシーンをトロトロ書いてる最中です。R18指定でUP予定しています☆」

Posted on 2008/10/22 Wed. 00:44 [edit]

(R18指定)僕たちのつながり方(前編)~レンタルドール外伝~ 

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Posted on 2009/04/19 Sun. 19:13 [edit]

(R18指定)僕たちのつながり方(中編)~レンタルドール外伝~ 

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Posted on 2009/04/21 Tue. 04:15 [edit]

(R18指定)僕たちのつながり方(後編)~レンタルドール外伝~ 

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薫先生とわんこの秘話の閲覧は以下の「(R18指定)僕たちのつながり方(後編)~レンタルドール外伝~の続きを読む」をクリックして下さい。

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Posted on 2009/04/22 Wed. 13:59 [edit]

愛しいあなたの誕生日に~懐かしい匂い~(前編) 

 僕が同じ香水をつけてみてもあの人と同じ匂いにはならない。
 香水といっても男性用のフレグランスはオーデコロンやオードトワレが主流で、正式に香水と呼ばれるパルファムほど高濃度の香料とは異なるし、僕が持っているこれはオードトワレだ。
 フレグランスは、身につけた人の体温の高さや体臭によって微妙に香り方が違うとかいう話は聞いたことがあるけれど、どうしてもあの匂いを嗅ぎたくて僕はあの時からずっとクリーニングに出さずにいるあの人が最後に着たタキシードに鼻を寄せてみる。
 最初のうちはあの人の残り香が残っていたタキシードも、さすがに10年以上も経過した今はもう僕が求める香りを留めてはいない。
 それでも、今年もいつものようにあの人のタキシードをクローゼットの奥から取り出して、あの人がいつも身につけていたオードトワレとあの人との想い出の詰まったアルバムをかばんに入れて、バースデーケーキ代わりにガトーショコラとレアチーズケーキを買い、あの人のお気に入りだったブランデーを買ってから予約しているホテルの部屋へと向かいそこであの人の誕生日を祝う。
 死んだ人間の誕生日を10年以上も一人でホテルの部屋で祝うなんて酔狂な真似してるなんてことは知られたくないから、わんこ…じゃなくて恋人の直人にも言ってない。
 平日でもあの人の誕生日だけは、無理を言って仕事も毎年休みをもらっていた。
 自分の誕生日に休みが欲しいとは思ったことなどなかったけれど、あの人の誕生日だけはどうしても休みが欲しかった。
 今回はたまたま週末に当たったから、うその用事をでっちあげて、
「金曜の夜と土曜日は会えない」
と直人には言っておいたけど待ち伏せされたらまずいと思って、早めにクラブの寮からアパートの部屋に荷物を取りに戻って来た。
「用事があるから会えない」
と言っても、
「ちょっとだけ薫さんの顔見に来ただけ~」
なんて言い訳して年下の恋人は僕のアパートの前で待ち伏せしていることがある。
 ほとんど帰ることのないアパートの部屋の合い鍵は彼には渡していない。
「おまえは、ストーカーか?」
と冷たくあしらってやっても、結局顔見て帰るだけで終わってくれないから困る。
 最近、スキンシップが多過ぎて戸惑い気味だったりする。
 僕は自分が相手を触ったり、攻めたりするのはOKでも、自分の体を触られるのはどちらかというと苦手なのに、あいつはべたべた触りたがるから困る。
 だいたいセックスとダンスの時以外に他人と体の触れ合いする必要性がどこにある?
 ところかまわず触ってこられるとイライラする。
 言葉で注意しても改善されないから、既に何度も殴ったり蹴ったりしてやっているというのにまったくもって懲りないヤツだ。
 僕がまだ女の体だった頃の彼氏だってもうちょっと遠慮してたような気がするのに、なんであいつはセックス以外の時にいちゃいちゃべたべたしたがるんだ?
 僕にはまったくもって理解不能で正直言って困惑している。
 バッグの中に荷物を詰めてしまってから、少し迷ったけれどオードトワレを取り出して自分の手首に噴きつけて匂いを確かめてみた。
 やっぱり、あの匂いじゃないような気がする。
 微妙に違う。
 落胆のためいきをひとつ落としながら、僕は自分のアパートを出た。
 電車移動し、予約してあるホテルの近くのデパートの地下街で目当ての物を買い込んだら、ホテルのチェックインを済ませて部屋へ向かった。
 無意識のうちに時々手首の匂いを嗅いでしまっているけど、それは僕の想い出の中の香りとは微妙に異なっている。
 何かが決定的に足りない。
 エレベーターを降りてからホテルの客室フロアの長い廊下をゆっくりと歩きながらも、何度嗅いでも求めている香りとは異なる自分の手首の匂いを繰り返し嗅ぎ続けた。
 ためいきつきつつ今夜宿泊する部屋の前でカードキーをドアに差し込もうとした時、いきなり背後から痛いほどに強く右肩をつかまれ、
「薫さんの今日の用事はホテルで浮気ですか?」
といういつもより低い直人の声が耳に息がかかるほど近くから響いてきてドキリとした。
 心臓が止まるかと思った。
 浮気?
 なんで直人がここにいるんだ?
 あきらかに怒りを含んだその声と、なんで直人がここにいるのかがわからないのとで、僕はひどく動揺して差し込みかけていたカードキーを右手から落としてしまった。(続く)



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Posted on 2009/04/24 Fri. 03:21 [edit]

愛しいあなたの誕生日に~懐かしい匂い~(中編) 

 僕が落としたホテルのカードキーをさっと素早く拾い上げた直人は、今度は僕の右の手首を引っつかんで歩き出した。
 つかまれた右手首もさっき強くつかまれた右肩も痛い。
「ちょっ、待て!どこ行くんだよ?」
「薫さん連れてオレの部屋に帰ります!」
「手、離せ!カードキーも返せ!!」
「離しません!」
「バカ!痛いんだよ!今すぐ手離せっ!!」
とキレた僕が怒鳴ったら、振り返りもせずにエレベーターホール目指して強引に僕を引っ張ってずんずん歩いていた直人は、やっと振り向いて僕の顔を見た。
 あからさまに不機嫌そうな顔をしている。
 それでも、僕の右手首をしっかりとつかんでいた手をようやく離してくれた。
 僕が左手で痛む手首をさすっていたら、
「そんなに痛かったですか?」
と直人は僕の右手を自分の手に取って見た。
「赤くなってる…ごめんなさい」
「謝るくらいなら手荒に扱うな!こっちはおまえと基本構造違うんだから、見た目ほど丈夫じゃないんだからな!!」
「ごめんなさい」
「カードキー寄こせ!部屋で手首冷やすから。このままじゃ手首におまえの手形の跡が残る」
「カードキーは返しません!」
「じゃあ、おまえも一緒に部屋までくればいい。おまえが勝手に妄想してるような浮気相手なんかいないからな!」
と啖呵を切った僕は部屋へ向かって足早に戻り始めた。
 ホテルの廊下で痴話喧嘩なんて恥ずかし過ぎる。
 きっと「ゲイの痴話喧嘩か!?」とでも思って、興味津々聞き耳立てて客室のドア前あたりで立ち聞きしているヤツもいるはずだ。
 出来ればカードキー奪い取って直人は追い返したいところだったのだが、あきらめて部屋に入れてやることにした。
 居もしない浮気相手のせいでこんなところで痴話喧嘩し続けられるほどこっちは無神経じゃないし、力づくで直人からカードキーを奪い返せるのなら最初からそうしている。
 だけど…悔しいけれども身長はたいして変わらなくても天然ものの男の直人には力では敵わないのだ。
 骨格も筋肉の付き方も普通の男とは異なる僕は、生まれた時から健康な男の体で育ってきたヤツには力技では敵わない。
 クラブの専属ダンス教師をしている都合上、必要な筋肉と柔軟性のバランスを考えて、余計な硬い筋肉が付き過ぎないようにトレーニングしたりしているから、筋力は男性の平均値を少し下回っている。
 元が女の体のFtMでも鍛えれば筋肉も付くし、もっと筋力アップ出来るのはわかっている。
 格闘家のような筋肉もウェイトリフティングをやっている連中のようなごつい筋肉もダンスには不向きだし、そこまで求めてはいないから現状維持しているけど、やっぱりこういう時は悔しい。 
 部屋に入ったら荷物を適当に置いて、僕は袖をまくって洗面台で右の手首を流しっぱなしの冷水で冷やし始めた。
 袖をまくった時に手首に付けたオードトワレの香りが香ったけれども、それはやっぱり僕の求める匂いには変化してはくれていなくてなぜか泣きたいような気分になった。
 まがいものの男の僕じゃダメなんだろうか?
 同じオードトワレを身に付けてみても僕はあの人と同じ匂いにはなれない。
 最悪な気分で流水で冷やしている右の手首をしばらくの間みつめていた。
 はっきりと直人の手形が赤く残っていてしばらく跡が残りそうだ。
 皮膚が薄く、毛細血管が脆い僕の体にはちょっとしたことですぐに打撲傷などがつきやすく、赤紫やら青色に変化するその跡は二週間も消えないこともある。
 一緒に部屋に入って来た直人はツインの部屋を見て、
「キングサイズのでかいベッドじゃないんだ…」
とつぶやいていた。
 ドール時代に客にシティホテルに呼ばれた時には、そういう部屋でプレイしていたからそんな言葉が出てくるのだろうが、ここの部屋はツインでもベッドはセミダブルだし部屋も広めな方だ。
 仕事で贅沢慣れしているから、そのへんの価値観がずれてしまっているのが直人の問題有りなところだったりする。
 それは、元ドールたちが共通して抱える問題点なのかもしれないが……。
「今夜、ここに泊まるのは僕一人だけだ。わかったら、さっさと帰れ!」
 冷水につけた小タオルを絞って右手首に当てながら、ベッドに腰かけていた直人にドアの方をあごで指し示して追い返してしまおうとしたのに、
「オレもここに泊まる!」
と直人は言いだした。
「帰れ!」
と言っても、
「やだ!オレも泊まる!」
と言ってベッドの上でごろごろ転がって駄々をこねる。
 やっぱりこいつは甘ったれのわんこだ。
 一年に一度のイベントがこれじゃ台無しだ。
 だけど、妙なところで頑固な年下の彼氏はこの様子では帰りそうにない。
 僕はためいきつきつつもやけくそになって、
「好きにしろ!でも、絶対に僕の邪魔はするなよ!!」
と釘を刺すだけ刺しておいて、後は野となれ山となれと腹をくくった。
 僕の奇行を見て引くなら引けばいい。
 こうなったら、直人がいようがいまいが出来るだけいつも通りあの人の誕生日を祝うまでだ!(続く)



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Posted on 2009/04/25 Sat. 13:17 [edit]

愛しいあなたの誕生日に~懐かしい匂い~(後編) 

 僕は黙々と荷物をかばんや買い物袋の中から取り出していた。
 なんでホテルのドア前までついて来る前に声をかけなかったのか?なんてことも直人に訊いてやりもせず。
 どうせ直人のことだから、どこかで僕を見かけてストーカーの如く後を追って来たに違いないと思っていた。
 いきなり背後から肩をつかまれた時はびっくりしすぎて思考回路停止しかけたが、落ちついて考えてみれば直人の行動パターンとしてはそう珍しいことでもなかった。
 ただし、いつもの僕なら途中で直人がついてきていることに気がついたはずだった。
 でも、今日はまわりに気を配れるような余裕なんか全然なかった。
 何度嗅いでみても僕の求めている想い出の中のあの匂いにはならない、ウッディー系のシックなオードトワレの香りにすっかり気を取られてしまっていたのだ。
 ハンガーに掛けたタキシードを壁の目に付くところに掛け、窓際にあるテーブルの上には、ケーキの箱とブランデーとオードトワレの瓶を置く。
 ブランデーグラスと皿やフォークを持って来てもらうのに、それだけでは申し訳ないからルームサービスでも頼もうという時になって、
「何か食べたい物あるか?」
とようやく直人に声をかけた。
 それまでずっと無言で放置していた。
 よくおとなしくしてたもんだな?と少し不審に思いながらも、自分でもかなりの不機嫌オーラ発していた自覚はあるから、直人がおとなしくしていたのはそのせいかと思ってみたりした。
 ベッドの上でごろごろしながら、ホテルの案内やらルームサービスのメニューを眺めていた直人は、
「レストラン行くの?」
と訊いてきた。
「いや、ルームサービス頼む…どこか食べに行きたいのか?」
 二人で夕食なら直人の食べっぷりを考えるとルームサービスよりもレストランへ行った方がいい。
 でも、ルームサービスを頼む動機がグラスや食器類を持って来てもらうだけでは申し訳ないから、ついでにホテル側の売り上げになる物をオーダーしようという類のものだったりするから、出来ればルームサービスで済ませたいような気もする。
 一人の時は、食事は今までずっとルームサービスで済ませていた。
「肉食べたい。ステーキ。ここのホテルの鉄板焼きステーキっておいしいらしいし」
という直人の台詞にドキリとする。
 最後にあの人と二人で食事したのは、奇しくもここのホテルのそのレストランだった。
 動揺しながらちらりと見た右の手首は早くも青く変色してきていた。
 握った形のままの手指の形がはっきり見て取れる。
 僕の視線の先を追って、
「ごめんなさい…ルームサービスでいいです。それ、人に見られたくないよね?」
と直人は言った。
 僕が動揺しているのも、すぐに返事しなかったのも、袖口からものぞいて見える手首の青くあざになりつつある直人の手形のせいだと思ってしまったようだ。 
「そうだな…ステーキは治ったら食べに連れて行ってやるから、ルームサービス好きなの選べ」
と言って誤魔化してしまった僕はやっぱりずるい大人だ。
 言いたくないことを言わずに済ませてしまおうと直人につけられた手形のせいにしてしまった。
『ごめん』
と言えない僕はルームサービス頼みながら後悔した。
 明日の朝の清算でいくら請求くるかを計算してみたら、どう考えてもレストランで食事した方が安上がりな金額が頭の中に弾き出されてきたからだ。
「薫さん、それだけしか食べないの?」
と言いながらも大量に頼んだルームサービスをほとんど一人で平らげた直人は、
「あの箱なに?」
と窓際のテーブルの上の白いケーキの箱まで狙っている。
 絶対に中身はケーキだとわかっていてわざと訊いているに決まっている。
 ルームサービスでデザートは頼まなかったのは、これを食う気でいたからなんだろう。
「バースデーケーキ」
と僕が答えたらきょとんとした顔して小首傾げて悩んでいる。
「今日は薫さんの誕生日じゃないし、オレのでもないし…だれの?」
と訊ねてきた直人の発した言葉の語尾は素っ頓狂なくらいに跳ね上がっている。
「大切な人の誕生日」
とだけ言って僕は窓際のテーブルセットへ移動し椅子に腰かけた。
 直人も移動してきてテーブル挟んで向かいの椅子に座った。
 ブランデーグラスに注いだ琥珀色の液体のそのかぐわしい芳香は実は僕は子供の頃から好きだった。
 飲ませてはもらえなかったけれども、あの人がブランデーを飲んでいると、
「いいにおい」
と匂いを嗅がせてもらうためにそばにいた。 
 視線を感じてちょっと迷ってから、
「飲むか?」
と直人に訊ねてみたら、
「飲む」
と返事が返ってきた。
 本当はあんまりこいつに酒飲ませたくないんだけどなぁ。
 酔うとスキンシップ過剰になるから嫌なんだ。
 自分が触られるのはどうにもこうにも抵抗感があるから、自分が攻めるセックスでセックスの問題はなんとかしたはずだったのに、こいつと付き合うようになってからはどう防御しようかと考えることが多くなっていて困っている。
 あまり飲ませないようにしようと思いながらももう一つのグラスにブランデーを注いでやったら、
「水は?氷は?」
とハタチ過ぎたおこちゃまは言いやがった。
「ブランデーはストレートで嗜むものだ。水割りにしないと飲めないなら飲むな」
と僕は言ってやった。
 カクテルなどにも使われてはいるが、ブランデーはその芳香を楽しみながらストレートで飲むのが基本だと思う僕にはブランデーの水割りなんて邪道なもんは許せない。
 自分でも眉間にしわが寄っているような気がする。
「あ、いいです。このまま飲めます…たぶん」
とあわててグラスを手にした直人は無謀にもごくごく飲んでしまった。
 予想通りゲホゲホと咳きこんだ後、
「これキッツー!喉が焼ける」
と眉根を寄せて言ったが、
「でも、いい匂い」
とすぐにグラスに鼻を寄せてうれしそうにクンクン匂いを嗅いでいる。
 その姿を見て子供の頃の僕もこんなだったのだろうかと思ったら口の端が自然と緩んだ。
 ケーキの箱からガトーショコラとレアチーズケーキをそれぞれ皿に乗せてから、ちょっとだけどうしようかと迷った。
 ブランデー飲みながらならガトーショコラの方を食べたい。
 でも、一人で食べるつもりだったから種類の違うケーキを買ってしまった。
「どっちがいい?」
とケーキを選ばせたら、やっぱり、わんこ…じゃなくて直人はガトーショコラの方を選んだ。
 彼氏の好きなケーキくらい覚えているけど、予定外だったから仕方がない。
 だけど、何を思ったのか?フォークでケーキをそれぞれ半分に切って半分ずつ皿に乗せ換えると、
「はんぶんこ」
と言って直人はニコッと笑った。
 無邪気な笑顔がまぶしい。
 艶のある天然茶髪のてっぺんの天使の輪が本物の天使の輪のように見える。
 こんな風に不意打ちくらっているうちにすっかりやられてしまった。
 こいつがこんな風に笑えること自体が奇跡のような酷い生き方してきたのを知った時は正直言ってかなりショックだったけど……。
 ケーキをつまみのようにしてブランデーを飲んでいた僕は、一人でボトル半分ほど空けてしまったあたりで、壁に掛けておいたあの人のタキシードを抱きしめて踊り始めてしまった。
 直人はさっきからタバコふかしている。
 酒飲んだ時にちょっと吸う程度だからたいした本数吸わないし、普段はまったくといっていいほど吸わない。
「薫さん、中身のない相手と踊ってて楽しい?」
と声をかけられて、
「ダンス劣等生のおまえと踊るよりはマシ」
と言ってしまった。
 それを聞いた直人はいきなり僕からタキシードを奪い取ると着替え始めた。
 酔いが回ってきていた僕はそれを呆然とながめていた。
 素面ならあの人のタキシードなんて絶対着させたりしなかったと思う。
「サイズぴったり。ねえ、薫さん、似合うかな?」
 僕が着てみた時は肩幅が合わなくて着てるというより着られている感があったのに、直人が着ると本当にサイズはぴったりだった。
 顔は全然似ていないから気がつかなかったけれども、今の直人はかなりあの人と近い体型になっているようだ。
「ああ、よく似合う。結婚式はおまえがウェディングドレス着ろって言ってたが、そのタキシード着るなら女装免除してやってもかまわないぞ」
「え!?もしかして薫さんがウェディングドレス着てくれるの?」
「ばーか、僕がそんなもん着るわけがないだろう?ダブルタキシードで結婚式すればいいじゃないか」
と僕が言ったら、なぜか直人はひどくがっかりした顔をした。
 まさか本気で僕にウェディングドレス着て欲しかったとか言わないよな?
 二人とも身長180センチ以上の長身だ。若くて女顔の元ドールの直人の方がまだウェディングドレスは似合うような気がしていたが、今の僕があんなもん着たら似合わな過ぎてギャグにしかならない。
 タキシード姿の直人を見ていてふと思いついてあのオードトワレも付けさせてみた。
「ダンス劣等生はあいかわらずチークダンスくらいしかまともに踊れないのか?」
なんて皮肉な言葉しか出てこなかったけどひさしぶりに直人と踊ってみたいと思った。
 素直に「一緒に踊ろう」の一言が言えなくてついつい毒舌を吐いてしまう僕は、もっと酔ったら本当に言いたいことを言えるのだろうか?
「チークダンスが一番得意なだけで他もちゃんと踊れますよ」
と言う生意気わんこが本当に踊れるのか試してやろうと思って、
「じゃあ、ワルツ」
と言って踊り出したら直人がまともに踊れているものだから驚いた。
 ドール時代はダンス劣等生で補講受けまくりだったのがうそのようだ。
「なんでドール時代はあんなに下手くそだったんだよ?」
「下手なふりしないとダンスの補講で薫先生に会えないからに決まってるじゃないですか」
と抜け抜けと言ってのけた直人の顔を唖然としてみつめていたら、
「でも、薫さんと一番踊りたかったのはチークダンスだったんですけどね」
とニヤリと笑った直人の顔にはさっきまでの天使の面影は残ってはいなかった。
 抱き締められて密着して踊っているうちに懐かしい匂いが不意に鼻腔をくすぐった。
 ウッディー系のオードトワレと汗とタバコの匂いが混ざって、昔嗅いだ覚えのある香りが漂っている。
 泣きたくなるほど懐かしいその匂いをみつけておもわず直人の肩に顔をうずめてしまった。
 なぜか胸元に延ばされた手が、
「あれ?」
と戸惑うように止まった。
「いつもの男物のスーツとボタンの位置が違うだろう?」
「?」
「これはレディースのブラックフォーマルのオーダーパンツスーツだ。女装なんて気色悪くてする気がしないけど、今日一日だけは誕生日プレゼントにあの人の娘に戻る日だから……お父さんは娘の「私」しか知らないまま死んでいったから誕生日くらいは親孝行するつもりでいたんだけど、もう無理だな」
「なにが無理なんですか?」
「レディースのブラックフォーマルのパンツスーツ着て、前髪下ろしてみても男にしか見えないだろ?」
「男とか女とか関係なく薫さんはきれいで魅力的だから何着てても素敵です。……ホテルに入って行くの見た時、オレかなり焦ったんですけど?マジで浮気か~!?とか思って」
「おまえが思っているほど僕はモテないから安心しろ」
と言って笑ってみせても、直人はなにかもの言いたげな顔をしていた。
「おまえ、いい匂いする。泣きたくなるほど懐かしくて、それでいてほっとするような、安心するような…若い頃のお父さんの匂いがする」
と僕がうっとりした口調でそう言ったら、
「お父さん…ですか?」
と直人は微妙な顔をした。
「言ってなかったっけ?僕はかなり重度のファザコンだってこと」
「!」 
 それを聞いた直人は絶句した。
 さすがに、父親が初恋の人で今までずっと片想いのままの本命だったことは伏せておいたけれども、まさか想い出の中の懐かしい匂いをこんな身近なところでみつけられるとは思ってもみなかった。
 あと20年くらい熟成させたらきっともっと僕好みの匂いになりそうな気がする。
『愛しいあなたの誕生日に僕はやっとあなたを卒業出来るかもしれませんよ、お父さん』
 心の中でそうつぶやいてみたら、なぜか苦笑いしているお父さんの顔が瞼の裏に浮かんできた。
 いつの間にかまた人の服を勝手に脱がせ始めている手癖の悪いわんこをどうしてくれようかと思いながらも、たまには好きにさせてやってもいいか?ともちょっとだけ思ったりしていた。
 キスの味はいつもと違ってタバコのヤニ臭くて、「これはちょっといただけないな」とヤニ臭さが気に食わなくてハタチでタバコをやめてしまった僕は思った。
 けれども、タバコが懐かしい匂いのレシピの一つのようだと気がついたものだから、僕は恋人のキスの味がヤニ臭いことくらいは目をつぶってやることにした。
 もう二度と包まれることはないと思っていた懐かしい思い出の中の香りに包まれて、ちょっと苦しいくらいにきつく抱き締められるのは、悪くはないどころかかなり心地よかったりするから。(Fin)  



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Posted on 2009/04/26 Sun. 19:26 [edit]

strawberry night(前編) 

【おしらせ】
「愛しいあなたの誕生日に~懐かしい匂い~」にエロを盛り込めなかったんで、わんこ直人サイドからのあの夜のお話を書いてみました。

いろいろと準備がいるもんで残念ながら前半はまだR18指定は付きません(笑)

後編はもうちょっとお待ち下さいませ。

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Posted on 2009/04/28 Tue. 21:27 [edit]

(R18指定)strawberry night(後編) 

【おしらせ】
「愛しいあなたの誕生日に~懐かしい匂い~」にエロを盛り込めなかったんで、直人サイドからのあの夜のお話を書いてみました。

後編のみR18指定ですが、地雷有りなんでご注意を!薫先生とわんこのカップリングではどうがんばっても普通の濡れ場にはなりませんのです(笑)

薫先生とわんこの関係につきましては精神的BLというかJUNEだと思って下さい(^^;

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Posted on 2009/04/30 Thu. 02:46 [edit]

もっともっときつく縛って 

 久しぶりに夢を見た。
 子供の頃の男の子の「ぼく」だった頃の夢。
 今の私はあの頃なりたかった玲ちゃんになっている。
 完全な女の子の体を手に入れた。
 だけど、心はまだ完全に女になりきれてない。
 時々、「僕」だった記憶が私を苦しめる。
 でも、大丈夫。
 ピンクのクレヨンより大好きなものが今の私にはあるから。
「どうした?圭」
 抱き寄せてくれるたくましい腕に甘えながら、
「玲ですよ、旦那様」
とベッドの中で訂正した。
 私は、坂口圭ではなく坂口玲になったのだ。
 優しかった姉の体も戸籍ももらってしまった。
 それでも、後悔していない。
 お姫様にはなれないけど、愛する旦那様の花嫁にはなれるのだから……。
 男の「僕」のままでいたら、ありえなかった幸せが私のものになる。
 私たちのものになる。
「一緒に幸せになろうね」
 おへその下あたりを撫でながら、小声で呼びかけた。
 女の幸せを知らぬまま、魂だけ先にあの世に旅立った本当の玲ちゃんの体を介して私はこの幸せを玲ちゃんに伝える。
 一緒に感じよう。
 痛くて気持ちいいこと全部。
 旦那様の愛し方は、きっと玲ちゃんも気に入るよ。
 キツイ時もあるけど、私はドMだからそれでも感じる。
 きつく縛られ手足の自由を奪われるとほっとするなんてどうかしているのかもしれない。
 それでも、旦那様とのSMプレイが私の心の救いになっている。
 普通のセックスでは得られない旦那様の愛を感じられるから……。
 もっともっときつく縛って……がんじがらめに縛って私をどこにも行かせたくないと思って下さい、旦那様。
 それがあなたの愛だと私は信じてますから……
「もっと…締めて……」
 あなたになら、殺されてもかまいません。
「旦那さ…ま…愛し…てます」
 首を締められている最中に苦しいながらも途切れ途切れに喉の奥からなんとか声を絞り出す。
 意識が途切れかけていく中、一番幸せな気分になれる旦那様の言葉が最後に聞こえてきた。
「おまえは一生俺だけ愛していろ」
 一生…いいえ、私は死んでも旦那様だけを愛してます。
 言えないまま私は多幸感と強烈なエクスタシーを感じながら失神した。(Fin)



短いですが、圭ちゃんの嫁入り前のあまあまSSです。
下書きしていて忘れてたやつ発掘したのでアップしてみました。
「レンタルドールYUKI」シリーズ最新更新まで全部読んでない方にはわけわからん話かもしれませんが(^^;

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2009年6月5日携帯配信開始!
小説「僕のアニキはサイボーグ」菊池乱

『どこでも読書』(ソフトバンク用入口)から飛べない方は、携帯メニューの電子書籍から「どこでも読書」→「検索」→著者を探す「菊池乱」の順で検索していただければ作品みつかります。

Posted on 2009/07/06 Mon. 02:06 [edit]

女装再び!今度はピンクのビキニで!?~レンタルドールSS~ 

レンタルドールシリーズの連載本編が進まないので、ご主人様と坂口のハネムーンに連れて行かれてしまった裕樹の一人称でSS書いてみます。

後日、本編に三人称で書き直ししてずっぷり挿入する予定のお話です♪

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Posted on 2010/01/06 Wed. 00:35 [edit]

仲良し~レンタルドール見合い秘話~ 

 あれは、蝉の声が煩わしく思われるような夏の暑い日のことだった。じっとり汗ばんでスーツの下で肌に張り付いてくるワイシャツが気持ち悪かった。
 早く圭の待つクーラーの効いた涼しく快適な部屋へ行きたいと思っていた俺は、見合い相手の家の見事な日本庭園を散歩していた。その家のお嬢様と一緒に。
 不意に、
「あら、蟻の行列!」
と嬉々とした声色でそう言った後の見合い相手の行動に俺はギョッとした。
 虫も殺さぬようなたおやかな外見とは裏腹に、発見した蟻の行列を涼しげに見える浅葱色の振袖をひらひらと揺らしながら、草履で踏みにじり始めたなんとも無邪気な見合い相手のご令嬢のその姿を俺は茫然と眺めていた。
 世が世なら本物の「お姫様」と呼ばれる血筋のご令嬢が、見合い相手の目の前でなんとも楽しそうに、
「えいっ、えいっ!」
と蟻の行列を踏み潰して回っているのである。
「楽しいですか?」
 おもわずそう問い掛けてしまったのは、目の前で蟻を踏み潰しまくっている女があまりにも楽しそうだったからだ。子供じみたサディスティックなその行為に二十歳過ぎた大人の女がこんなにも嬉々として耽っている姿など、そうそうお目にかかることはないだろう。
「ええ、楽しいですわ」
と清楚で上品な顔に浮かべたその笑顔は、純真無垢な童女のようでありながら、穢れなき残酷さを孕んでいた。
「そういうことは、人には言わない方がいいですよ」
 ただの世間知らずのお嬢様なだけなのかもしれないと思い直し、俺はそう忠告してみた。
「存じておりますわ。でも、あなたには言っても良いのでしょう?」
「なぜ…そう思われるのですか?」
 小首を傾げて俺を見上げながら、甘えるように微笑んだ見合い相手の予想外の言葉に少しばかり戸惑った。媚態などではなく、親愛の情を表しているとしか思われないその表情はとても愛らしく好感が持てるものだったが、それと同時に、俺はさっきまでは年相応に見えていた見合い相手の清楚で上品な美人顔が、今はなぜこんなにも幼く愛らしく見えるのだろう?と不思議に思ってもいた。
「あなたはわたしと同じ『楽しい』を知っているのでしょう?わたし、あなたとは今日初めてお会いしましたけれども『この方なら仲良しになれるわ、きっと!』と感じましたの」
 目をキラキラと輝かせている見合い相手の一條貴子は、かなりエキセントリックなお嬢様だった。いや…正確には俺と同類亜種タイプのように思われた。
 退屈なお姫様のお相手は早々に切り上げて、マンションの部屋に囲っている恋人の圭に会いに行こうとさっきまで思っていた俺の気が急に変わった。
 この女は本質を見抜く目を持っている。
 でっかい猫を被って見合いの席では無難な応答しかしなかった初対面の人間の性癖を、見事見抜いた女に俺は興味を持ち始めていた。
『おもしろそうだ』
 正直な話そう思った。
「そうですね。あなたとなら『仲良し』になれるかもしれませんね」
 社交辞令ではない笑みが自然とこぼれ落ちた。
 この時は、まさか見合い相手の一條貴子と結婚して、戸籍上は男である恋人で元ドールの坂口圭を泣かせることになるとまでは、思ってもみなかったわけなのだが……あれは、運命の悪戯とかいうものだったのかもしれない。(Fin)



単発ものですが、「レンタルドールYUKI」シリーズのご主人様と奥様の貴子さんのお見合い秘話をご主人様サイドの一人称で書いてみました。
実は、貴子さんが見合い相手のご主人様の前で蟻を踏み潰したりしなかったら、なかったご縁なのでした(^^;
でもね、実際にはけっこうSSカップルやらご夫婦もいらっしゃるのですよ。
プレイはMちゃんを一緒に調教するのが楽しみ♪というカップルもいるわけなのですが、ご主人様と奥様の貴子さんはそういう関係が心地よいと思えるタイプの『仲良し』なご夫婦だったのでした☆

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Posted on 2010/02/03 Wed. 21:31 [edit]

レンタルドール☆あらかると(短編集) 

レンタルドール☆あらかると(短編集)をあえてポケクリのSFジャンルに投下しました。レンタルドール外伝をアップしていきます。

諸事情により、レンタルドールYUKIは、SFからBLジャンルへ移動しました。(事情はグルっぽの「ぼやっきーのお部屋~ネット規制いろいろ~」スレに書いてます)

率直に申し上げますと、「レンタルドールYUKI」のジャンル移動のおしらせのために、「レンタルドール☆あらかると(短編集)」をポケクリのSFジャンルに投下したようなものなのですが、元々SFから派生したJUNEはSFでOKと菊池は判断しております。

故に、SFらしい描写が見当たらず、SMらしき描写はちらほらという状態ではございますが、細かいことはお気になさらずに~☆

ケツの穴の小さいこと言ってたら、痛い目遭いますわよ…というか、菊池が拡張して差し上げます(爆)

とりあえず、ポケクリのSFジャンルでアダルト設定したくない作品は、ポケクリのアダルト規制に引っ掛からない範囲内で投下しますけどね~www

アダルトと判断されると、自主的にクリエイターが対応しなかった場合、強制的にポケクリ側の管理の方でアダルト設定するそうですから(汗)
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Posted on 2010/03/22 Mon. 13:21 [edit]

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