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『鬼畜の戯言』菊池乱☆出版社の倒産により現在電子書籍配信ストップ中

秘密クラブからレンタルされる豊胸女装美少年レンタルドールシリーズ(SF/SM/BL/ML/JUNE/GID/女装/TS/etcな小説)言論と表現の自由を守ろう!不当なネット規制反対!不適切な規制は解除すべきです!!
 

階段

 「え?」  一学年下の妹が言った言葉に一瞬私はかたまった。「だ~か~ら~、山木くんと江藤くんが屋上手前の階段のところでキスしてるの見たんだってば!」 頭がクラクラした。  二人とも私と同じクラスの男子だった。「やっぱり、山木くん、ホモだった」 妹は先日、山木くんに告ったら何も言わずに走って逃げられたという振られ方をしていた。 今まで、山木くんがホモなんじゃないかという噂は女子の間で囁かれてはいたの...
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言葉狩りをし続ければ、こういうことはいけないことなんだってこともはっきりと伝えることが出来なくなっていくんですよ!

 マガブロにて小説更新しました。タイトルは「チエオと呼ばれた大きな天使」です。 以前、ショートストーリー集「女心のガイドブック」というタイトルで販売された菊池乱の電子書籍に収録されていた小説の改訂版です。  わかりやすくするために電子書籍の検閲で使えなかった表現で書き直しました。  私が中学生の時の話でほとんどノンフィクションです。  書籍として出版しようとしても、紙も電子もたぶん出版社の検閲でま...
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チエオと呼ばれた大きな天使

この作品は、以前、ショートストーリー集「女心のガイドブック」というタイトルで販売された菊池乱の電子書籍に収録されていた小説に加筆修正した改訂版です。いろいろ考えて電子書籍化する際には検閲の問題で納得のいかない修正をしたこの作品は伝えたかったことが伝わりやすい表現に戻してマガブロで公開していくことにしました。......
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子供に戻っていった祖母と仮面をつけた私 7

 高校時代の私は小中高の学生生活の中で、精神的には一番安定していました。 受験でふるいをかけられてある一定規準以上の学力を持った生徒しかいない地元の進学校には、わりとマイペースな生徒が多く、他人の足を引っ張ることに興味を持つようなタイプはほとんどいなかったからです。 人の良さげなお嬢ちゃん、お坊ちゃんと、ちょっと調子こいてる高校デビュー組といったタイプが大半であり、私のように猫かぶっている連中は化...
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子供に戻っていった祖母と仮面をつけた私 6 

 中学校時代は最悪でした。 私は母に怒られてばかりいて、うちの中では私が一番ダメな子で、頭も悪いと小学生の頃は思い込んでいたのですが、なぜか中学に入って最初の学力テストでクラスでトップで学年2位なんて成績が取れてしまったのです。 でも、成績良くても喜べませんでした。 僻地の小学校で同級生のいない状態で育った私は、成績が良いことを妬まれて男子からいじめられましたから……。 毎日いやがらせは続きました。...
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子供に戻っていった祖母と仮面をつけた私 5 

 私はいじめられたこともあったけど、実は、いじめたこともあります。 小学生の時、「よろしくね」と新入生のお母さんが上級生の私に頼んだ時から、もうその子をいじめてやろうと心に決めていました。 その子のお母さんは、うちの気が強くておっかないお母さんと違って控え目で優しそうだったからです。 私は嫉妬にかられてその子をいじめてしまいました。 私が欲しくても持っていないものを持っているその子がうらやましくて...
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子供に戻っていった祖母と仮面をつけた私 4

 私は本家の長女として生まれましたが、年子で次々と妹たちが生まれたため、両親と幼児期に一緒に過ごした期間は妹と比べると短かく、次女が生まれてからはまだ一歳児のうちから祖父母と寝起きする生活をするようになっていました。 そして、物心ついた頃には、次女と二人で子供部屋で寝るようになっていました。 甘ったれの三女だけが小学校上がるまで両親の寝室で一緒に寝ていました。 自営業であったため母も働いていました...
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子供に戻っていった祖母と仮面をつけた私 3

 訪問販売で騙され消費期限切れの栄養ドリンクを売りつけられた祖母は、ダンボール箱一箱分もあったそれを一晩で全部飲んでお腹を壊して頻繁にトイレ通いしたりもしたそうです。 認知症のせいで正常な判断力を失っていった祖母は、自分の年齢に不適切であるティーン向けの化粧水の類いを買って来てみたりして、祖母の行動はどんどんちぐほぐになっていきました。 実際に、病院で祖母は自分の年齢を「25才」と答えたそうです。 ...
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子供に戻っていった祖母と仮面をつけた私 2

 祖母はいわゆる「食いボケ」という症状が出ていて、さっきご飯を食べたばかりなのにそれを忘れてしまって、「嫁がご飯を食べさせてくれない」と思い込んでお菓子をたくさん買いこんで来ては、夜中に一人で自分の部屋で食べたりしていたようでした。 普通はドリフのコントのように、「メシはまだかの~?」「おばあちゃん、さっき食べたばかりでしょ!」という会話があるはずなのですが、祖母の元来のおとなしい性格から、ご飯の...
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子供に戻っていった祖母と仮面をつけた私 1

 子供の頃から、祖母や父や父方の身内に対する不平不満、愚痴、時には悪口を母から散々聞かされて育った私は、「結婚すると苦労して不幸になる」と思い込んで育ちました。「離婚して出て行く時には(子供たち)みんな連れて出て行く」といったことも母から何度も聞かされ、私は不安になり情緒不安定にもなりました。 遠くから嫁いできた母の両親は早くに他界していて、身近にいる他人に聞かれたくない愚痴を吐ける存在は六つやそ...
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